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何かに動かされてる感じで進む

いつの間にか、二十歳頃から読んでる殿山泰司『JAMJAM日記』と年齢が併走するようになり、気が付くと『JAMJAM日記』の年齢を越えてしまった。
殿山さんが60~62歳の頃の雑誌の連載である。
1975年から1977年。
これは塩崎利雄『極道記者』の時代も含んでるのであるが、俺の中高時代。
名古屋の東山公園近くで過ごしていた時期である。
この後の殿山さんの連載は『三文役者の待ち時間』に収録されている「浪曲調老残役太郎節」というものすごいタイトルのエッセイが1977年から1980年まで続いている。
他に1981年、1983年の連載もあるから、もうしばらく殿山さんと併走できる。

俺63歳の2024年はあと2ヶ月ほどで終わるが、今年は、まあ、やろうとしたことは自分なりにできた。
正月に代々木さんにいくつかの宿題をいただき、それに則ってイベントや発信をしてきた。
来年に継続したいこともあるが、順を追って前に進んでいきたい。
ずっと同じことをしているわけにもいかないだろう。

殿山さん63歳の1978年。
俺が能楽堂の研修生だった時代だが、テレビや映画、ロマンポルノの仕事もあるが、多忙にこなしながらの読書量がすごい。
もはやまともに活字を拾えない俺ではとてもかなわない。
お酒はあまり飲まれてないが、ゴールデン街にはよく足を運んでいる。
先月の痛風と発熱のダウンで俺の行動力はすっかり弱ってしまい、これは後2ヶ月でいくぶん盛り返したいところだが、お酒はほとんど飲まなくなってしまった。
最近は猫六のイベントでもノンアルコールである。

ああする、こうすると言っても実際にできるかどうか微妙で、何事かができる時とうのは物事が予定通り進むよりも、自然とラクラクスイスイ、何かに動かされてる感じで進むことの方が多い。
これからもそうだろう。

そういう力が来月あたりからnoteも書かせてくれそうな気がする。
あと2ヶ月、もうちょっとやっておきたい。
また合格点を越えてしまう年になってしまうな。
暮れには少量の酒で祝いたいね。


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