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賑わいを日常に!「五井朝市」と「梨の木市」とこれから

「五井」と聞いて何を思い浮かべますか?
工場地帯、居酒屋、夜のまち、シャッター街…
地元の人の多くはそう思い浮かぶかもしれません。
2021年8月、そんな五井のまちで毎月開催される「五井朝市」がスタートされました。
2022年5月と10月には五井朝市の拡大バージョンとして「梨の木市」が開催され、大盛況を収めました。
「五井朝市」と「梨の木市」の魅力、五井朝市実行委員会がこれから始める新プロジェクトについて紹介します!


〜夜のまちに朝食を〜「五井朝市」

早朝7時、地元飲食店や地元農家が次々とお弁当や朝採り野菜を屋台に並べていきます。
7時30分、五井駅西口シンコープラザというアーケードで五井朝市がスタート。
(雨が降ってもアーケードなので濡れる心配がなく安心ですね。)
運営をしている方々の元気良い挨拶で気分も上がります。
この日は寒かったので五井朝市オリジナルコーヒーと温かい豚汁を購入。
アーケード内に設営されているイートインコーナーで美味しくいただきました。
10以上の店舗が並び、朝早くから地元の方が足を運んできていました。
また、朝市で人気なのが1,000円分購入すると1回参加できるガラポン抽選会。
お米や蜂蜜など景品の種類が豊富です。
中には大森屋青果店の高級果物(シャインマスカットなど)を当てた方もいました。

普段はシャッター街のシンコープラザがこんなにも賑わうとは、ちょっと驚きです。


〜昼に賑わいを〜「梨の木市」

「梨の木市」は朝市に来られない方や、ワークショップなど飲食以外の出店をしてみたい方も参加できる大型イベント。
会場はシンコープラザからすぐ近くにある「梨の木公園」。
公園が会場のため、コロナ禍でも多くのお客さんが楽しめるイベントになっています。
5月と10月の朝市がある第3日曜日に行われるので、五井朝市から梨の木市に流れる方も多いとか。
朝から一日中楽しめますね。
店舗数は20以上、キッチンカーも4、5台あり、とても賑わっています。
五井に子供がこんなにいるのか?!と思うほど。
2022年10月の梨の木市では市原チャーハン(市原産の食材を使ったチャーハン)の大食い大会が開催され、食べる人も見る人も大興奮だったようです。
梨の木市は毎年2回行われるので、今年も楽しみですね。


五井朝市プロデュースのシェアキッチンが近々オープン!

運営の五井朝市実行委員会は月一の朝市開催だけではなく、シンコープラザ内のとある空き物件で次なるステップに進むようです。
それがシェアキッチン「Share Kitchen SOMARU」の開業。
朝市では地元飲食店を応援する場ですが、シェアキッチンでは地元で飲食業をやってみたい人の応援や、食を通してより多くの交流が生まれる場として計画しているようです。
オープンは2023年6月頃を予定。
月一の賑わいが日常的に賑わいのある場所になっていく、活気が溢れるまちになっていく日を楽しみにしたいと思います。


まとめ

飲屋街の印象が強かった五井駅前で、朝食マルシェが毎月開催され、
ひと気のなかった梨の木公園で子供も楽しめるイベントが行われ、
シャッターが閉まっていた空き店舗をシェアキッチンにして地元の人を応援する。
閑散としてた五井駅西口の賑わいが日常になることを期待したいです。

毎月第3日曜日。
ちょっと早起きして五井朝市で朝食とともに英気を養ってみては?

「五井朝市」
◯日時
 毎月第3日曜日
 午前7:30〜午前10:00(4月〜10月)
 午前8:00〜午前10:00(11月〜3月)
◯場所
 シンコープラザ(市原市五井中央西2-8-26)

「梨の木市」
◯日時
 5月と10月の第3日曜日(予定)
 午前10:00〜午後3:00(予定)
◯場所
 梨の木公園(市原市五井中央西2-6)

「Share Kitchen SOMARU」
◯オープン予定時期
 2023年6月頃
◯場所
 シンコープラザ内の「魚武」跡地

執筆日:2023年4月23日
※記事の情報は執筆当時の情報のため、最新の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。


ライター:あかぺい
「どうせ住むなら楽しみたい」と、市原市五井で居場所づくりをしたり、地域を盛り上げるお手伝いをしている2児の母。フリーで橋梁関係の仕事もやっている土木女子(ドボジョ)。


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