令和3年 小学生イベントの実施
こんばんは。
最近はsnowpeakの『「好きなことだけ!」を仕事にする経営』という本を読んでいます。
この本を読んで、すっかりスノーピーク愛が芽生えてしまった挙句、ついつい溜まっていた楽天ポイントでsnowpeakの土鍋を購入してしまいました。
そのリッチな土鍋でうちのお米の炊き方を研究しようと意気込んでいる
苺屋あとりゑのしょうです。
#まずはホタテの炊き込みご飯を作りたい
ちなみに読んでいるsnowpeakの本はとても面白いので、読み終わったらnoteに読書感想文でも書こうかなと思っています。
#読書感想文は目次だけ読んで書いていた派です 。
#大学生まで本を一冊も読んだ経験がなかった派です 。
#なんとダメな人間
↓私が読んでいるsnowpeakの本はこちら
↓私がお米を美味しく食べるために購入したsnowpeakの土鍋はこちら
さて、本題に移ります。
小学生からのリクエスト
私たちは昨年から2年連続で地元の子どもたちを対象にじゃがいも掘り体験を実施しています。
そのイベントの中で、参加してくれた子どもたちから、『お米もやってみたい』とリクエストがありました。
正直、お米づくりに関してはまだ始めたばかりなので、今年は体験の実施を考えていませんでした。
しかし、子ども達からのリクエストがあったとなると、農学部卒社会人としては、やるしかないですよね!
学校の先生が教えられない『農業の世界』を子ども達に教えることは私たちの夢の一つであり、使命でもあります。
早速、気合を入れて稲刈り&はざかけ体験を企画しました。
体験の前の予習
意気込んではみたものの、昨年の稲刈りやはざかけは師匠である親戚のおじちゃんに頼りっきりでした。
そこで、ひとまず、自分たちだけ稲刈りができるようになるために2枚あるうちの1枚の田んぼで練習をしました。練習の時の動画は最近YoutubeでUPしたので是非ご覧ください。
イベントの構成
練習をして自分たちで稲刈りとはざかけをできるようになったところで、
小学生イベントの構成を考えました。
構成は以下の通りです。
①手刈り
→一番原始的な方法で稲に実際に触れて、人力の大変さを学ぶ
②機械による稲刈り
→一昔前の機械ではあるが、機械のスピード感を体感する。
③はざかけ
→お米を食べるまでには乾燥させないとならないことを学びつつ、天日干しの大変さと達成感を味わう。
当日の様子
子ども達は好奇心旺盛で、全ての作業を楽しそうにやってくれました。
手刈りをしてみると、みんな「稲が思ったより硬くて切りづらい」と驚いていました。
個人的に面白かったのは、男の子はスピードを意識するのですが、女の子は正確性を重視するようで、性別によってこんなにも違うんだなとこちらが勉強になりました。(確かに自分も子どもの頃誰よりも早いとかが好きでした笑)
機械による稲刈りは意外にも男の子だけでなく女の子も興味津々で、自分の順番が終わった後も2回目や3回目に挑戦している女の子がいました。
さて、こちらがメインイベントである『はざかけ』。
『はざかけ』は体力勝負なので、時々休憩を挟みながら行いました。
男の子は張り切って高い所にたくさんかけてくれました。
女の子も頑張って一つ一つ丁寧にかけてくれました。
みんな一生懸命になって『はざかけ』をしてくれています。
『はざかけ』を終えた様子がこちら。
大変な分、みんなで一つのことを終えた後は大きな達成感を味わうことができますよね。みんなとても満足そうでした。
体験に来てくれた小学生たちには自分たちが関わった田んぼのお米をプレゼントしました。
小学生からは「甘かった~」「ご飯だけでいっぱい食べちゃった」「つやつやしていて白かった」などと嬉しい感想を聞くことができました。
体験を終えて
近頃は便利なものが増え、貧富の差はあるものの、少なくとも多くの人が衣食住に不便を感じることが少ない世の中となりました。
その中でも社会では、さらなる効率化が求められ、果たして現代の人々は豊かな時間を過ごせているのか、自分の人生は豊かな人生なのか問いただしてみる人が少なくはないのではないでしょうか。
私は田舎の山梨県に生まれ、自然と触れあいながら幼少期を過ごしていました。
他県と比べれば田舎なので、不便が多かったことは事実としてありますが、一方で自然に向き合い、都会では味わえないゆったりとした時間を過ごせていたのだなと思います。
自分にとって、豊かとは何なのか、大人になった今では考えてみることがありますが、答えはすぐに出そうもありません。
しかし、田舎である山梨県に暮らす以上、社会人である私たちが、都会では味わえない豊かな生活や体験を、山梨県で作り出していけたらいいなと思いました。
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