わかりやすく説明します「着物のきほん」
多くのかたの日常生活の中では、めったに着ることがない着物のこと。
あらためて、誰にでもわかりやすく伝えることからはじめたいと思いました。
専門的な知識がある人どうしで話すときと、そうでない人に話すときでは違いますからね。伝わるように伝えないといけませんね。
いつも着物レンタルでお世話になっている、きもの365さんのサイトを見ながら説明させていただきますね。
まずはじめに。
着物って、外から見えているものだけでは着られません。「腰ひも」と呼ばれるひもは3〜4本必要です。「腰ひも」って呼ぶけど「腰」だけに使う訳ではなく、胸の下で結ぶときは着付け用語で「胸ひも」(むなひも)って呼んだりします。同じひもなんですけど。
そして、帯を結ぶにも色々と道具が必要です。
帯板、帯枕。このあたりも外からは見えずに隠れています。
振袖のときの帯結びでは「三重ひも」(三重仮ひも・三連ひも)を使うのが主流になっています。「三重ひも」があるのとないのとでは、帯結びアレンジが随分と違ってきます。
重ね衿(かさねえり)は「伊達えり」と呼ばれることもあります。
ひもの仲間で「伊達じめ」というよく似た名前のものがありますが、用途はまったく違います。「伊達じめ」と混乱しないように衿は「重ね衿」と呼んだ方がわかりやすいかな、とも思います。
それから・・・
「重ねえり」の他に、「半えり」(半襟・半衿)というものがありまして、この半襟は「長襦袢に縫いつけておく」ことが必須です。「半えり」は白襟以外に、刺繍襟などの色襟があります。
「半襟と重ね襟の違い」について書かれたものは、ググればたくさん出てきます。具体的な写真があってわかりやすいと思うのは、下記のkimonoしゃなりさん
◆着物のたたみ方動画もあります
「着物のたたみ方がわからない」とおっしゃるお母様が増えてきているのも確かです。動画を見ながら、お時間のあるときに何度かトライしてみませんか?
次回は、襟芯(えりしん)についてお話したいと思います。
最近の襟芯事情・・・襟芯エピソードをお楽しみに。
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