できる方法おしえます。❹帯結び(名古屋帯・一重太鼓・前半)
「一重太鼓」を結ぶ方法は、実はいろいろあります。
なかには、帯結び用の専用のクリップや器具を使う方法があったり、お腹の前で結んでから背中に回す「前結び」もあるんです。
背中でお太鼓を作る方法が一般的かと思います。
これもまあ、着付け教室によってやり方がビミョウに違います。「歪まず美しいお太鼓を背中で作れるコツ」があるので、ぜひ知っていただきたいです。
「帯にはサイズがないですよね?」
って当たり前のように言われることが多いけど・・・ひもや伊達じめのときにも説明しましたよね。「長さ」の問題。
帯の「長さ」と言うのは、胴回りが太すぎると足りなくなってきます。
単純に「手先を短くする」「タレを短くする」対応方法で乗り切れたらいいんですが、柄(模様)の出てくる場所が・・・胴の太さによって変わってきます。
また、帯の部分には、役割と名称があります。「手先」(てさき)には手先の役割。タレ先にはタレ先の役割。手先、もしくはタレ先の長さが足りなくなってしまうと本来の役割をじゅうぶんに果たせなくなります。つまり帯の形を作る難易度が高くなります。(※標準体型のかたは問題なく柄が出ます)
帯の素材で困ることもあります。ツルツルすべってしまうポリエステルの帯・・・逆にゴワゴワ素材でからだに添わない帯もあるかな・・・。
着物を着るのに慣れたかたなら、心配ないかもですが。
着付け初心者さんには、ちょっとハードルが高いです。
「着付けはじめてさん」90分×6回のカリキュラムでは、初心者でも結びやすい帯の選び方から説明します。マンツーマン着付け教室だから、生徒さんの手の動かし方ひとつひとつをしっかり見ることができます!
お手持ちの帯をお持ちいただくと、その帯に応じた方法をお伝えすることができますので、お気軽にレッスンにおこしくださいね。