珈琲タレーランの事件6 岡崎琢磨
サブタイトル「コーヒーカップいっぱいの愛」
あらすじ
タレーランのオーナー藻川又次が狭心症の発作で倒れて、手術を受けることになった。又次は、妻の千恵が生前、又次がコーヒーカップを壊したことが原因で1週間家出をしたことがあったその時、どこで何をしていたかが気になり手術が受けられないと言い出す。美星とアオヤマは、千恵が何をしていたかの調査することにする。
ここからネタバレ含む感想
又次さんの孫の小原ちゃんも加わり3人での調査が始まりますが、千恵の遺品を調べてもヒントすら見つかりません。ようやく、1枚の写真から浜松に住む画家が浮かび上がります。どうやら、千恵さんの学生時代の恋人だった人のようです。しかし、その人もすでに亡くなっており、その恋人影井城の遺作が千恵さんがモデルだとわかりました。三部作の二枚のみ展示されており一枚は行方不明、その絵に真相が隠されていると考えたアオヤマたちはさらに絵の捜索を行いますが…。
今回は、いつもとはちょっと違った過去の出来事がテーマの話で、タレーラン誕生のお話に続いていきます。なかなか、切ないお話かもしれませんが、又次さんは全部知っていたのかな?
又次さんの手術は無事に終わりますが、今まで通りお店に復帰はできそうもなく、アオヤマは美星にある提案をします。しかし、1巻から読み始めて、3年経過してアオヤマは何をやっていたのか…続編で明らかになるのかな…。