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新心霊探偵八雲赤眼の呪縛 神永学



あらすじ

心霊探偵八雲の新シリーズ。
八雲は御子柴岳人の研修室で助教として働き始める。大学で御子柴の授業を受けている深水蘇芳は中学以前の記憶が無く、両親も亡くなり現在叔父と一緒に暮らしている。蘇芳は、大学の同期の裕太と伸介の同級生の遠藤が突然亡くなったと知る。遠藤は呪われて死んだといわれるが…。


ここからネタバレ含む感想

八雲の新シリーズです。
懐かしい人たちが再び登場ですが、後藤刑事がお坊さんに、石井刑事は警部にと昇進しています。晴香は、どこかで勤めているようですが詳しくがまだ出てきていませんが、学校の先生をやっているのかな…。
八雲は、御子柴の研究室に所属する助教をしていて相変わらず大学で暮らしているようです。御子柴には頭が上がらないらしく振り回されています。御子柴は今回のシリーズではレギュラーになるのかな。
新キャラとしては、八雲と同じ能力を持つ蘇芳(どちらかというとこちらが主役なのかもしれません。)と蘇芳の過去を知る紀藤心音、石井刑事の部下の後路結衣子と捜査一課の刑事数名…。新キャラは、八雲の父がかつてかかわっていた宗教団体に関連しているような感じなので八雲の抱える呪縛が再び始まるのかもしれません。
今回の事件では、神社で肝試しをした同級生たちが次々呪いによって不審死を遂げて、その呪いについて鑑定した霊媒師も亡くなるという事件が起こります。事件に不審な点を抱いた石井は八雲に助言を求めますが、その八雲の元にも事件関係者から依頼が入り、八雲、後藤、石井バラバラに始まったように見える事件が一つの線上に並んでいきます。
久しぶりの八雲シリーズの新刊で、懐かしい人たちに会えてうれしいのと結構、ディープな事件が始まりそうだなぁ…と感じました。

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