心霊探偵八雲2魂をつなぐもの 神永学
あらすじ
晴香は、知り合いの真由子から霊にとりつかれたと相談を受け八雲に相談に行く。しかし、そこへ後藤刑事が現れ八雲に署長の娘が何かの霊にとりつかれていると相談に来る。晴香は、自分の相談はまた後日にすることにして後藤刑事に譲るが…一人で真由子の異変を感じた川へ行くがそこで川へ転落してしまう…。
ここからネタバレ含む感想
前作で、当て逃げの事故を起こしてしまった後藤刑事、このまま退職するのかと思いきや、「刑事課未解決事件特別捜査室」という部署が新たに立ち上げられ、石井雄太郎という部下までついた。
今回は、連続女子殺人事件で、若い女性が2人死体で発見され、一人行方不明になっている。全く関係なさそうな、晴香の依頼された事件と後藤刑事が依頼された事件と関連してくる。
前作で八雲の出産に立ち会った木下医師が登場するのですがこの終わり方は少し残念でした。また、どこかで再登場もあるのかな…などいろいろ考えてしまいました。
そして、事件の裏には前作にも少しだけ登場した八雲の父が関係しているということが発覚するが、イメージとしてはモリアーティ教授のような感じなのか事件に関与した証拠は何もなく、明らかに事件を起こす要因を作っているので、このシリーズ自体は八雲 VS 八雲父なんだろうなーと思った。(たぶん、10人中10人が気が付いていると思いますが…)
良い味を出していたのが新キャラの石井刑事ですが、今後どうゆう絡み方をしてくるのか楽しみです。
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