横浜武道館に行ってきた！【スターダム】

7.31スターダム、５★STAR GP2021 開幕戦を観に横浜武道館に行ってきた。コロナ禍の影響でなかなかプロレス会場に行けなくて、4ヶ月ぶりの生観戦だったので、試合内容云々の以前に、会場に行けて選手を生で観れただけでもう満足してる。プロレスを観たら、自分も頑張ろうとか、何かプラスの力に変えるべきなのかもしれないけど、僕はいつも燃え尽きてしまい、観戦後はしばらく無気力状態になってしまう。それだけ、会場で選手を観れるってことは僕にとって幸せなことなんだと思う。

1番注目していた試合は第3試合のジュリア対スターライトキッド。僕の初めてのスターダム観戦は今年2月のジュリア対キッドのワンダー戦だった。キッドにとってジュリアはマスクをとられた因縁の相手で、キッドがどうジュリアに向かっていくか楽しみだった。それから、大江戸隊に入ったキッドを生で観るのも始めてだったので、どう変わったかも知りたかった。

試合を観ての感想は、青と紫のマスク、それが今のスターライトキッドなんだなって思った。かつての華やかなレインボーは捨てだけど、まだ真っ黒じゃなかった。
大江戸隊に強制加入して、その後自ら大江戸隊でやる決意をしたことは、すごく大きな変化だと言えるけど、試合の中での大きな変化は、まだな感じが僕はした。ジュリア戦後にキッドは「あー、ジュリアにまた完敗？　…ではないと自分では思ってる。見たみんなはどう感じたんだろうか。でも、最後、マスクに手をかけてきたと思ったら、アイツは突き飛ばしやがった」とコメントした。コメントに一応アンサーしておくと、僕は正直、完敗だったなと思う。           
キッドはよく声がでて気迫があったし、会場にいると、胸元へのエルボーのゴツッっていうえぐい音が聞こえて、気合いが凄かった。華麗な技もあったし、身体能力の高さを改めて感じた。
だが、ジュリアの感情を揺さぶって怒らせるまでは行かなかったのかなと思う。試合後にジュリアが突飛ばしたのも、もっと来いよって思ったからなんじゃないかなって僕は解釈した。
キッドは2日目の試合後のコメントで、「黒い虎になっていく姿みんなに見せてやるからな」と言っているから、真っ黒のマスクになったときに覚醒してくれると期待してる。

ウナギサヤカが中野たむに勝利したことは予想外だった。ただ、試合内容からして全然番狂わせが起きた感じはしなかった。コズミックエンジェルズは3人のビジュアルが目立っているけど、それぞれ実力もどんどんレベルアップしていると思う。特にウナギサヤカのエルボーの振り抜く感じが僕は好き。負けてしまったけど、中野のたむのスープレックスはいつみても美しい。

同い年の人の活躍は意識せざる得ない。渡辺桃は僕と同じ2000年の早生まれなので、ほぼ自分と同じ時間を生きてる人間がプロレスラーやってるってだけで尊敬してる。その渡辺桃の相手はスターダムのアイコンの岩谷麻優で、スターダム生え抜きどうしの注目の一戦。渡辺桃のキックはみてて気持ちよかったし、それを受けきる岩谷麻優も凄かった。試合は渡辺桃が新たな必殺技をだして勝利した。スターダムのアイコンからの1勝はとても価値あるものだから、このまま優勝してもらいたい。(同い年なので！)

今はなかなか会場に行けないけど、またすぐにスターダム行きたいって思える興行だった。全体的に１つ思ったことは、頭から落とす技で決まる試合が多かったこと。別にそれが危険だから減らしたほうがいいというわけではないし、受けるレスラーもしっかり受け身をとっているから問題はないけど、みんな同じ勝ち方してるようにみえた。自分の行った興行が偶然そうだったのかもしれないけど、1つの興行の中でスープレックスとか打撃とか関節技で決まる試合がもっとあったらよかった。

中野たむのスープレックスが美しすぎて他のレスラーはスープレックスを必殺技にしずらいのかな？笑

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