【書評】『「仕組み」整理術』泉正人
書類から始まり、PC、頭の中、時間まで、あらゆるものの整理を仕組み化し、仕事の効率化を図る方法について書かれた本。
本書で何度も紹介されていた、『「仕組み」仕事術』も読んでみたい。
以下、読書メモ。
◎p5「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても同じように成果が出せるシステム」
→未来の自分はもちろん、急遽休んだ時などに、職場の他の人も滞りなく仕事が遂行できることが大切だと思った。
◎p38仕事を「作業系」と「考える系」にわけ、作業系の仕事を徹底的に「仕組み化」
→「考える系」よりも「作業系」のほうが楽だから、そちらに時間をとられがちになるのかも。しかし、本当に価値を生み出すのは「考える系」の仕事。
◎p39『「仕組み」整理術』の原則
・基本は「統一化」「一元化」「自動化」
・ルールを設け、徹底して実践
・無駄時間削減
・整理しすぎない
・整理した時間を有効活用
◎p62何事も「フロー」(現在進行中)、「ストック」(保存)に大別
◎p71書類は左端に戻す
◎p88一つの雑誌を隅々まで読むより、多くの雑誌を読み、フィーリングにあった記事をメモる方が充実した情報収集になる
→「本は1ページ目から読まない。すべて読まない」というのは原則であるようだ。
◎p125情報収集のテーマを持つ
→具体的なワードでアンテナを張っておくのが大切なのだろう。
◎p190「考える系」仕事を定期的タスクに
→リマインダー登録してみよう
◎p200トリンプの「がんばるタイム」電話、会話、外出×
◎p206「時間があったらな」という人に限って、自由な時間ができた時に何をするか明確でない
→自由時間に価値を生み出すことを目標にすることで、決められたタスクをこなすモチベーションになりそう。