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詩、文月の朝

ゆうべの雨を
洗い流して
文月がやってきた

梅雨の空を
押し上げて
朝陽が顔を出す

文月に心が動き出す
何かに背中を押されるように 
わたしの中のなにかが弾けてる


文月にわたしは
なにを為すのか
なにが成せるのか

シャボン玉ひとつ
飛ばしてみようか
虹色にゆらめいて

さらさらと流れる風と
きらきらと儚くシャボン玉

光に溶け込むまで
たかくたかく飛んでいけ

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