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人狼ゲームで潜伏狂人はススメナイ

潜伏狂人という戦い方

狂人が人狼陣営のキーパーソンの記事で述べたように、狂人は処刑されることが仕事です。

ですので役職として騙り、自ら処刑されやすくなるのが狂人の動き方として一般的です。

しかし状況によっては「騙らない」という選択肢を選ぶ人もいます。

これを潜伏狂人と呼びます。

潜伏狂人はめちゃくちゃ怪しい行動をしていても、占いでは白結果しか出ません。襲撃さえされなければ、傍から見れば「人間っぽい人」なので、それを利用して人狼陣営に加担する戦略です。

占い師から白結果が出されていて確定の人間なのに、実は人狼の味方をするような議論誘導を展開され、私自身も何度も負けた記憶があります。

潜伏狂人がいたことで負かされた場合、「うわぁやられた。騙されたー!」となる感覚がより強く、「狂人が上手かったなぁ」と感じることが私は多いです。

潜伏狂人へのあこがれ

初心者のうちは処刑されることへの罪悪感や嫌悪感が少なからずあるかと思います。

狂人で役職を騙っても偽に見られて処刑されたり、頑張って黒を打った人が物凄く人間っぽくって人狼によって襲撃され、破綻してしまったり。

ご主人様・・・勘弁してよ(泣

自分が処刑されてしまうことで仲間に迷惑をかけたのではないか。

そんな思いを持つ人もいるでしょう。

こういった経験をした後に、上手い潜伏狂人を初めて目の当たりにしたら、騙された衝撃や上手さへのあこがれから、「出来るなら潜伏狂人で勝ちたいなぁ。」と、考える方もいらっしゃるかもしれません。

たとえ狂人であっても処刑されず生き残って勝ちたい、それが潜伏狂人へ抱くあこがれへの第一歩でしょう。

潜伏狂人と狂ニート

狂人が何も騙らないことを「狂ニート」と呼ぶことがあります。

潜伏狂人と狂ニートの大きな違いは仕事をしているかしていないかです。

では、潜伏狂人の仕事とはどういったことをすれば良いのでしょうか。

・潜伏しても人狼にとって不利益になりすぎないか、まずは状況を判断する

・人狼に自分が狂人であることを、騙らずに気づいてもらう

・襲撃を回避しつつ、自身が占われるように怪しい動きをする

・人狼が誰なのかを把握する

・その上で人狼に有利なように議論を誘導する

簡単に狂人にはこういった仕事が挙げられます。

結構沢山あって難しいですよね。

逆にこのような仕事をしなければ、狂ニートと呼ばれてしまいます。

潜伏狂人に失敗し、狂ニートをしていると、人狼から「狂人何してんだよー!」って言われてしまうこともあります。

潜伏狂人は難しい

潜伏狂人の仕事で挙げた通り、潜伏狂人は騙らずに狂人であるアピールが必要となります。

しかもそのことを村人に気づかれないようにアピールしなくてはいけません。

例えば狂人の自分がCOしていないのに、予言者の片方が対抗に白という結果を出している場合は簡単にご主人を把握できます。

しかし必ずしも人狼予言が対抗に白という結果を残すとは限りません。

それ以外にも、意外と潜伏狂人はデメリットも多いのです。

例えば

・村人であっても間違うことはありますので、間違った村人が沢山いた場合、狂人アピールが人狼に届かない

・間違った方向に議論誘導しているつもりでも正しく人狼を把握出来ていない場合、超村人になってしまい襲撃されやすい

・騙らずに真予言から白をもらった場合、処刑されにくい=人狼側が勝つためには余分に村人を処刑しなければならない

・騙らなかったけど生存意欲があり役持ちっぽい=ゲーム序盤に狩人と思われて襲撃されてしまう

などなど、潜伏狂人って意外とリスクや考えることが多く、上級者でも潜伏狂人として勝つのは難しいのです。

ですので初心者のうちは特に、素直に役職を騙ってみてはいかがでしょうか。

偽にみられたとしても、騙る方が責められることも少なく済みますし、狂人は騙る方が実は気楽で簡単だったりするのです。

人狼での騙りに自信がなければ、狂人を引いたときに騙る練習をするのがオススメです。

以上、潜伏狂人について書いてみました。
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