ICHI FESと「じぶん」|水野拓人 〜「会社人生で終わる自分を変えたい」という想い〜
2022年11月5日、京丹後森林公園スイス村 BEATCAMPにて開催されるICHI FES 2022。2021年の第1回目に続き、今年も運営メンバーへのインタビューを実施しました。
最後の5人目は、今年からICHI FESに関わっている水野拓人(みずの たくと)さんです。コアとして関わろうと思った理由、終わった後の理想像などを伺いました。
ICHI FESにおける役割は広報・マーケティング
Q:簡単に自己紹介をお願いします
ICHI FESで広報・マーケティング周りを担当している水野拓人です。どちらかというと広報がメインになっていて、SNSの運用に時間を費やしています。マーケティングの分野では、2021年のICHI FESに参加していただいたお客さんに関して、「どういった部分に興味・関心を持っているのか」という分析もしていますね。
現在の仕事はIT企業でのセールス職です。ソフトウェアメーカーに勤めており、普段は自宅からリモートワークで働いています。月に数回は東京に行くので、東京と岐阜を行ったり来たりという形です。
京都は「帰ってきた」と感じられる場所
Q:ICHI FESは何がきっかけで知ったんですか?
最初に知ったきっかけは、うっちーさん(2年連続で運営に関わっているメンバー)から連絡をもらったことです。
連絡をもらったのは2021年の7〜8月あたりだったと思います。1回目のICHI FESは2021年の10月に開催されましたが、当時はなかなか運営メンバーが集まらないと聞いていました。ただ、自分も前職が忙しかったこともあり、そのときは流すような返事をしたかもしれません。
それから月日が経って、2022年の2月か3月あたりに「2022年もICHI FESを開催する」という連絡をうっちーさんからもらいました。そこから場所の変更などもあって、正式に運営メンバーとして加入したのは2022年の8月です。
自分自身、大学時代を京都で過ごしました。自分にとって学生時代の4年間を過ごした京都は、大げさかもしれませんが「第二の故郷」ともいえる場所です。「帰りたい」という感覚に加えて、「京都に関わって何かができるなら」という気持ちが生まれて運営に携わろうと決めました。
会社人生で終わる自分を変えたい
Q:コアとして関わろうと思った理由を教えてください
端的にいうと、本業以外のコミュニティに所属したかったことが大きな理由です。
前職は法人営業の仕事を4年間していましたが、家と会社の往復という生活でした。手前味噌ですが成績は出せていたし、会社での居心地も決して悪くはなかったです。ただ、プライベートの面は充実しているとはいえない状態でした。
自分が大学生のときから少しずつSNSが進化し始めて、自分で動画を作ることもしていました。家と会社の往復が続く中で、もう一度SNSに関わることをやりたいと思ったんですよね。
ICHI FESのコアとして広報に携われば、自分のやりたいことがもう一度できると思いました。「会社人生で終わる自分を変えたい」という想いと、自分の本能的な力を発揮したいという考えから、コアとしての関わりを選んだという流れです。ICHI FESのコンセプトに共感できると感じたことも、自分の判断を後押しました。
今はまだ「ICHI FES」の型を作っている最中
Q:コアとして関わってみて、何か感じることはありますか?
いい意味での見切り発車感があると思います。ICHI FESそのものは2回目の開催ですが、オフラインでの開催は2022年が初です。スケジュールがあたふたしている部分もありつつ、「ICHI FESをどう認知してもらえるか」という点に運営メンバー全員が注力している雰囲気は感じますね。この点は軸がブレていないように映ります。
ICHI FESというフェスの規模を考慮すると、型がないので右に行ったり左に行ったりできることも、運営として関わるうえでの特徴だと思います。「型破り」という言葉もありますが、そもそも型がなければ破ることすらできません。まさに今、ICHI FESならではの型をつくっている段階です。
型が出来上がって、どこかで路線変更をするときにICHI FESらしさが出るんだろうと推測しています。いろいろな面で、不安に感じているメンバーもいるはずです。ただ、自分の場合は「どうなるのか」というワクワク感のほうが強いですね。
2023年のICHI FESにつなげたい
Q:ICHI FESが終わったとき、どんな自分でいたいですか?
自分の中では2つの考えがあります。1つ目は、2023年もICHI FESが開催されるかわかりませんが、次回開催のための課題が明確になっていれば理想です。2つ目は、本業で活かせる知識を習得できていればいいなと思います。
運営メンバーとして関わっている中で、チケット販売のタイミングやアーティストさんの発表など、課題に感じる部分はいろいろあります。達成感というよりも「2022年はこういう課題があった」とわかっていたい気持ちが強いですね。
本業で活かせる知識という点では、ICHI FESに関わっていることで、本業で使うきっかけがないツールを使う場面が生まれました。ICHI FESが終わったとき、ツールに関する知識が増えていれば壁を乗り越えた感覚につながるはずです。
ICHI FESを「気づきがあるフェス」に
Q:初めて関わるICHI FESをどういったフェスにしたいですか?
まずは、会場まで足を運ぶ方に楽しんでいただくことが第一です。目の前にいるお客さんに楽しんでいただいて、満足感やインスピレーションを得て帰っていただくことが理想ですね。
運営メンバーとしての視点でいえば、気づきがあるフェスにしたいです。「自分とは何か」を仕事で表現することがあると思いますが、「ICHI FESに関わることで表現方法が変わってもいいんじゃないか」と感じるんです。
生きてたら人生何が起こるかわからないし、やりたいことがブレるのも珍しいことじゃないですよね。ICHI FESに関われたから新しい人生が拓けたとか、新しい人と出会えたとか、人生の方向性を考えるきっかけになれればと考えています。
Q:読んでいただいている方にメッセージをお願いします
ここまで読んでいただきありがとうございます。
自分ってどうやって生きていけばいいんだろう、どんな人間んだんだろうと迷う部分があると思います。ICHI FESに参加いただいて、少しでも「『自分』って何だろう?」の答えを知るきっかけになってもらえればと思っています。
ICHI FES運営メンバー、参加者は皆バラバラの経歴を持っていて、今はそれぞれ「答え」を見つけて仕事や活動、勉学に励んでいます。でも「答え」って瞬間瞬間で変わっていくもので良いと思います。ICHI FESを通してひとつの「答え」を見つけてもらえていれば幸いです。
ありがとうございました!
このほかにも、さまざまな想いを持った運営メンバーがICHI FES 2022を創っています。ぜひ、当日に会場でお目にかかれることを、運営メンバー一同心よりお待ちしております。
詳しい内容、およびチケットの詳細等は以下よりご確認ください。
・ICHI FES 2022公式サイト
https://www.ichifes.com/
・ICHI FES 2022チケット販売サイト
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/026cpb1wjwj21.html
・ICHI FES 2022「応援チケット」販売サイト
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021z28dfetk21.html