「生々流転」織音寿し
いいお店には何度でも足を運びたくなる東京の街。
”オリオンのオイル寿し”の味が忘れがたく、早速、銀座6丁目のベイサイド・サクラ12階に向かいました。
今回も二年前の例会の時と同じ、おまかせ握り10貫とつまみ2品、デザートが付いたランチコース『浜風』をオーダー。職人を前に、オイルや塩で味わいに緩急のついた”食のイノベーション”をたっぷり堪能することが出来ました。
ただ、何かがちょっと違う!!
もちろん、二年も経っている訳ですから、変化や進化は当たり前のことであって、そうでなければ、お店は厳しい競争に勝ち残っていけません。
まず握ってくれた職人さんが、あの無口な若い色白の方から、丸刈りのがっちりした体形のよく喋る寿司職人あがりの方に代わりました。
そして寂しいかな、オイル寿しの由来を、これでもかとばかりに説明に説明を尽くしてくれたあのマネージャーさんが、姿を消していました。
全体的な私の感想としては、2011年のイタリアン的透明感あるオイリーなお寿しが、かなりジャパニーズな海の香り漂うお寿しに近づいた感がしました。
東京の変化は本当に早い。
例会場にしようと、浅草で見つけた三味線の生演奏の聴けるお店は、たまたまだったのか、2ヶ月後に申し込もうとしたら閉店していました。
東京例会 vol.4 (2018/9)で利用した有楽町・東京ミッドタウン日比谷の「ビルボードカフェ&ダイニング」は、とても素敵なレストランなので、後日、再び訪ねたら閉店していました。
水戸ではこんなことは、10年単位で起こるか起こらないかのことです。
「生々流転」主催者の頭に浮かんだ率直な感想でした。