金原 栄「人生彷徨」

イチエ・コミュニティ ビジネス&ヒューマン マッチング・・・・・ 一生を終えてのちに残るのは われわれが集めたものではなく われわれが与えたものである (Gerard Chaudry) https://www.facebook.com/sakae.kanehara/

金原 栄「人生彷徨」

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イチエ・レユニオンは、異業種交流会(一会倶楽部)の30年以上にわたる活動の中で培った同窓の方々との緩い温かい人脈をベースに、新たな発想とアイデアで、あらゆる世代の皆さま方と、楽しく日々を謳歌しようと画策します。 ◼️異業種交流会『一会倶楽部』の過去の活動内容は、「異業種交流 イチエ・アーカイブズ」をご覧ください。

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マガジン

  • 異業種交流 イチエ・アーカイブズ

    1994年11月の発会から30年。340回の例会数を優に超えるまで継続した水戸発・異業種交流会『一会俱楽部』の軌跡を辿ります。 ・・・・・ 巡り来て 梅はいちえの 走馬灯 ・・・・・

  • 人生彷徨

    私は茨城県高萩市にかつてあった炭鉱町で生まれ育ち、中学生までをそこで過ごしました。炭鉱町の大人のオトコ達はお酒が大好きで喧嘩が絶えず、長屋の屋外にダイコンを干す母親であるオンナ達の背からは、冬でも湯気が立ち昇るような熱気がありました。 小学校は千人を超す児童が通い、通学路には、炭鉱の引込み線の蒸気機関車がモクモクと黒い煙を吐きながら、私たち児童が追いかけるのをものともせずに石炭を運んでいました。 父の定年退職に合わせて、太平洋を望む台地近くに建てた自宅へ転居し、そこで高校生活を十王町側(東京方面)に建つパラボラアンテナを眺めながら「あの空の向こうにはどんな希望が待っているのかな!?」と日々考えながら、その大切な3年間を勉強もせずに過ごしました。

  • 地方都市ホテルの挑戦。2001

    若きホテルマンが、「ホテル塾」の卒業レポートのかたちをとり、地方都市ホテルの開業の顛末を、熱く綴る・・・

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金原 栄:プロフィール

金原  栄 sakae kanehara18歳の時、グラフィック・デザイナーを志し上京。 10年間の東京生活の後、再び故郷・茨城へ戻り、そこから、 水戸市内のホテルに30年間勤務した元ホテルマン。 現在は東京都内在住。 30年間の業務経歴の中で、開業準備室長として、 ふたつのシティ・ホテルとひとつの結婚式場のオープンを担当・経験する。 ・・・・・ 私は、茨城県高萩市にかつてあった炭鉱町で生まれ、小中学校生活をそこで過ごしました。 炭鉱町のおとなの男達はお酒が大好

    • 人生をよりよく生きる情熱で負けていないか?

      ほとんどの「メルマガ」は読みませんし、自動でゴミ箱行きにしています。しかし、振り返って見ると、以前には、こんな有益な情報というか文章が流れていた”時代”もあったのですね。 何度読み返しても自分だけのモノにしておくには勿体ない内容で、過去、私のSNS上でも、かみ砕いて紹介させていただいたことがあるのではないかと思っています。 長文ですので、お時間のある時にお読みいただくことをお勧めします。 また、発信元が定かではないこと。そんなことで、発信者の了解無しに掲載させていただく

      • 勝って帰らにゃ 男じゃない

        開催中の『パリオリンピック2024』の事ではありません。 こんな言葉が盛んに流れていた時代もあったのです。 今や、パワー&セクシャルハラスメント域のフレーズか・・・? 今宵、7月31日は、私が40年以上も前に所属していた、東京・新宿の草ラグビーチームの大先輩の傘寿の祝席。 汗臭くも、甘く切ない青春の日々を共に記憶に留める、かつての強者どもが、老体にムチ打ちながら、ラグビーチーム・オーナーの経営する居酒屋へ集いました。 その新宿三丁目の有名店で、一気に40年近くの記憶を

        • 「熱海」線状降水帯と露天風呂と美術館と

          今回、ご存知、踊り子号で向かったのは、お馴染みの保養地「熱海」。 私は、"のぼせ性"のようで、温泉は苦手なのですが、最近は、何でもやって見ようの精神が勝り、重い腰も上がります。 ただ天候は最悪。到着時の「熱海」はどしゃ降りで、ボタボタというより、ガガッと強烈な雨音のする屋根付きの駅前アーケードを少し散策し、そこで昼食を終えたら、早々タクシーに乗って、宿へ直行というコースを選択しました。 テレビでは、静岡県に線状降水帯がかかり、大雨洪水注意報が出ていることを盛んに告知。実

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          人生をよりよく生きる情熱で負けていないか?

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          「巡り来て」Tokyoイチエ:2月新春水戸例会 2024/2/2

          現在、残り3回となった5月水戸例会を案内しているイチエですが、前回2月例会の案内時には、新年早々の震災とぶつかり驚かされたものです。もっとも当時の私は、体調が思わしくなく臥せっていて、その揺れにも全く気づきませんでした。 前々日を八ヶ岳のホテルで楽しもうと強行したのも禍しましたし、1月6日には熊谷ラグビー場で、リーグワンの埼玉VSトヨタの試合を観戦。喉風邪を更に悪化させました。

          「巡り来て」Tokyoイチエ:2月新春水戸例会 2024/2/2

          「なんと、3名の正会員が誕生!!」Tokyoイチエ:11月水戸例会 2023/11/17

          今月の例会は、”帰省する”ような気持ちで水戸へ向かい、皆さんの元気なお顔を拝見することが出来ました。 話しはいきなり来年に飛びますが、2024年・2月・5月・8月は、今回と同じように、水戸を会場として例会を開催、11月の30周年を最後に、皆さんに愛された我々の「イチエ」は幕を降ろします。 残りの”イチエ”に、どんな一期一会が待っているのか、これもまた、小さな緊張感を持った主宰者なりの楽しみのひとつです。 さて、今回の例会場は、いつもエネルギッシュにご活躍されておられる正

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          移転・新規開業。地方都市ホテルの挑戦。2001

          「ホテル産業経営塾」卒塾論文・優秀賞 <週刊ホテルレストラン2002/5-10発行号掲載> 金原 榮 Ⅰ 序章・・・夢をカタチに1983年10月に開業した茨城県水戸市のホテルは、市内を流れる一級河川・那珂川の河川敷に居を構え、白亜の11階建ての美しい姿を川面に映していた。この川は、ホテルにとっては格好の借景であり、そのむかしは献上鮭が遡上する川として、さらには水浴の場として周辺住民に愛される川であった。 しかし反面、頻繁に暴れ川へと変容する側面を持ち、かいわいに幾度と無く

          移転・新規開業。地方都市ホテルの挑戦。2001

          「ペンは剣よりも強し」

          私が通った小学校の廊下には「ペンは剣よりも強し」という額が掲げられていました。 イギリスの小説家・リットンの戯曲『リシュリュー』の中の思想や言論が人に与える影響は、武力よりも強い力を持っているという意味の言葉です。 そのペンの代表に挙げられるのは、インターネットの存在に脅かされつつあるとはいえ、まだまだ「新聞」であることに異論はないでしょう。 50年に一度や、数十年に一度の災害、という表現が頻繁に使われるようになった昨今。こんな報道がある度に、その深刻度合いに格段の開き

          「ペンは剣よりも強し」

          認知症にならないための7つの習慣

          2023年度に厚労省が発表した男性の平均寿命は81.05歳、女性は87.09歳で、前年比で、男性が0.42歳、女性は0.49歳下回りました。ちなみに、75歳の平均余命は、男性が12.04歳、女性は15.67歳です。 つまりは、ひとそれぞれの定年を過ぎて以後のセカンドライフが、男性では20年以上、女性に至っては30年近くあるということです。 この長寿を元気で有意義に過ごしたいですよね。 ところで、2010年頃まで続いたフジテレビの人気番組に『エチカの鏡』というのがあり、そ

          認知症にならないための7つの習慣

        記事

          美術館で食す

          こんなフレーズをみせられると、ついつい行ってしまいたくなるのは、昔も今も変わりません。 地下鉄の表参道駅を出て、直ぐにタクシーを停め、20代の頃に通っていた懐かしいビルを車窓から右手に眺めつつ、骨董通り方向、青山学院大学裏、渋谷四丁目へと進みます。 表参道・南青山エリアにある目的の場所は、渋谷区の有形文化財に登録されているらしい洋館で、大正アンティークの粋を随所に見る事が出来るのだそう。そして、アールデコの巨匠・エルテの作品を世界一保有している美術館でもあるそうです。

          セミファイナル

          昨日の秩父宮ラグビー場のセミファイナルは、 選手の本気度の伝わるなかなかの熱戦に、1万5千を超える観客も大興奮でした。 更に観客を楽しませ、沸かせてくれたのは、 ウォーターボーイのデクラーク。 今回メインスタンドで観られたので良かった けれど、バックスタンドの方々は 、直射日光で焼かれて大変でしたでしょうね。

          「巡り来て」Tokyoイチエ:2月新春水戸例会 2024/2/2

          現在、残り3回となった5月水戸例会を案内しているイチエですが、前回2月例会の案内時には、新年早々の震災とぶつかり驚かされたものです。もっとも当時の私は、体調が思わしくなく臥せっていて、その揺れにも全く気づきませんでした。 前々日を八ヶ岳のホテルで楽しもうと強行したのも禍しましたし、1月6日には熊谷ラグビー場で、リーグワンの埼玉VSトヨタの試合を観戦。喉風邪を更に悪化させました。

          「巡り来て」Tokyoイチエ:2月新春水戸例会 2024/2/2

          ふと、水戸の薫りが恋しくなった日は…

          自宅から地下鉄に揺られて、ウトウトとする間もなく到着する水道橋駅。そこから徒歩数分にある小石川後楽園は、休日とあって程よい人の波。 梅の香を求めて来たが、素晴らしく手入れされた庭園は、木々の合間をくぐりぬけ散策に誘われるコースづくり。 お土産売り場にあった、水戸の梅や、サザの将軍珈琲が何とも懐かしく感じる半日となった。

          ふと、水戸の薫りが恋しくなった日は…

          「なんと、3名の正会員が誕生!!」Tokyoイチエ:11月水戸例会 2023/11/17

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          ありがとうベッカーズ

          池袋に立ち寄ると、ひと息つくのに丁度いい場所にあったベッカーズ。 一時間でも、場合によっては二時間以上も、 ただただ駅前の通りを行き交う人々を飽きずに見て居られる、 私にとっては、とても貴重なスペースだった。 ありがとう。 そして、さようなら、ベッカーズ。

          ありがとうベッカーズ

          「生々流転」織音寿し

          いいお店には何度でも足を運びたくなる東京の街。 ”オリオンのオイル寿し”の味が忘れがたく、早速、銀座6丁目のベイサイド・サクラ12階に向かいました。 今回も二年前の例会の時と同じ、おまかせ握り10貫とつまみ2品、デザートが付いたランチコース『浜風』をオーダー。職人を前に、オイルや塩で味わいに緩急のついた”食のイノベーション”をたっぷり堪能することが出来ました。 ただ、何かがちょっと違う!! もちろん、二年も経っている訳ですから、変化や進化は当たり前のことであって、そうでな

          「生々流転」織音寿し

          「アナタへ贈る4つの心得」第336回例会 2023/06/26

          例会数が330回を超え、来年には30周年という節目が待つ私たちの交流会(Tokyo イチエ)は、これだけの年数を経ても、私に新しい発見をくれます。 それは、主宰者の私自身が毎回新たな心持ちで会場を探し、案内を作成し、参加者を迎え入れて来た。という事も、少なからず影響しているのだと思っています。 さて、昨夜の例会は、黄金色のロティサリーチキンを皇居の緑を眺めながら味わうことの出来る、が謳い文句のル・プーレブラッスリーうかいで開催されました。 焼きたてのロティサリーチキンを

          「アナタへ贈る4つの心得」第336回例会 2023/06/26

          「私はとても幸せでした」第335回例会 2023/05/29

          5月例会は、私が10数年以上も前に勤めていた古巣ホテルの中国料理レストランで開催しました。 ここ水戸プラザホテルは、何度来ても素晴らしいホテル。特にこのアトリウムガーデンパークは、なんとも表現し難いほどの素敵な空気感があります。 フレンチ、日本料理、中国料理、これら全てのホテルレストランのエントランスがアトリウムガーデンに面していて、ラウンジは、その中央にあるステージを望むようにある、いかにも手の込んだ造りです。 ガラス張りの天井は開閉式ですが、私の記憶が正しければ、開

          「私はとても幸せでした」第335回例会 2023/05/29

          「其処にふさわしい貴女」第334回例会 2023/04/24

          私は、ホテル業から離れて10年に迫ろうとしていますが、未だにひとと接することは嫌いではないし、変な意味ではなく、観察グセも抜けません。 それは例えば、出会うひとの着ている服や履いている靴、そして持ち物から、勝手にそのひとの人生のストーリーを創りあげてひとり楽しんでしまう癖です。 モアザングリル/ザ・ノット東京新宿店さて、数日前に開催された今月の「Tokyo イチエ」の例会場は、西新宿中央公園裏のホテル THE KNOT TOKYO 2Fにある、MORETHAN GRILL

          「其処にふさわしい貴女」第334回例会 2023/04/24

          「五感は触発されたか」第333回例会 2023/03/24

          あまりひとに教えたく無い場所。自分だけの秘密にしておきたいスペースがあるとしたら、ここは正真正銘そんなひとつに入ります。 といいつつも、自慢気に披露したくなってしまうこの真逆な気持ち、分かってもらえますか。 「感動・体感 2023」が謳い文句のTokyo イチエ。先月の例会も東京・銀座で開催されました。 場所は、みゆき通りと外堀通りが交差する「銀座西五丁目」交差点の一角。ジクロス ギンザ ジェムズの11階。地上30mの銀座の景色をテラス席から望むことの出来るバーラウンジ

          「五感は触発されたか」第333回例会 2023/03/24

          チョコとバナナのロティ by mango tree cafe 上野

          上野駅のアトレ2階にあるマンゴツリーカフェ。レトロなインテリアが郷愁を誘う。 この駅は故郷・高萩や、40年間お世話になった水戸に繋がる常磐線のその昔、終着駅だっただけに、思い入れ深く、オーダーした「チョコとバナナのロティ(¥1,089税込)」のチョコが、特にほろ苦く感じたりもした。

          チョコとバナナのロティ by mango tree cafe 上野