「春はあけぼの」東京Ichie vol.14 :2021/03/16、第315回例会 2021/03/29

2021年3月30日 17:47

水戸発・異業種交流会『一会俱楽部』
第315回例会 :2021/3/29

昨夜、水戸市内で開催された一会俱楽部・第315回例会には、21名の方々が参加されました。ここは、以前、完全予約制の懐石料理のお店だったところをリニューアル、今月初めにオープンしたばかりの和牛専門店です。

玄関先に置かれたフライヤーに書かれていたのは・・・

六百坪の自然あふれる日本庭園を眺めながら、贅沢な時間をお楽しみください。和牛庵では茨城県が誇る銘柄牛“常陸牛”“花園牛”などの和牛からそれぞれの部位の特性を見極め、常に最良の状態のものを選び抜き、さらに“ウェ
ットエイジング”で旨みを凝縮、しっかり熟成させています。

という広告文です。その文章が全く誇張と思えない程に素晴らしいインテリアと、借景を含む庭園、そして、お料理は、参加者が口々に、これまでの例会の中でベスト３に入る店舗だ！！と絶賛するスピーチで、より確かなモノとなりました。

新型コロナウィルスの感染拡大によって大打撃を受けている飲食業界が、その変化に合わせ、自ら生まれ変わろうとしている中で、こうして果敢にチャレンジを続ける方々が、私たちの直ぐそばにいることは、とても心強いこと。

昨夜のこの例会には、コロナの影響もあり、昨年、一度も参加出来なかった正会員が４名参加されました。その方々にも、世の中が大きく変化していく中で、変わっていくものと、変わらないモノを改めて確認できた夜だったと思います。

その二週前の16日、緊急事態宣言が延長中の東京・銀座コリドー通りに昨年オープンしたばかりのフード＆エンタテインメントビル・FUNDES銀座 8階のマジックレストラン＆バー GIOIA 銀座で、東京イチエは開催されました。

いつも酔って途中で眠ってしまう№２会員も目覚めるマジックの凄技が、次々に繰り出されたこのレストランは、選んだ私も甘く見ていましたが、「これを観るだけでも、充分に来た価値があった！！」と、参加会員が思わずつぶやいた言葉が、誇張に聞こえない程に、なかなかのレベルでした。

お薦めです。

当夜の参加者は６名。しかしながら、こちらの例会も熱く、そして文字通りマジックな、忘れられない夜となりました。

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　枕草子

このふたつの例会を通じ、私は、希望への”あけぼの”を感じると同時に、それは、案外、私たちの身近なところにあるモノだと、今更ながらに思えるのでした。