「CHALLENGER」第313回例会 2021/01/20
2021年もコロナ禍の中で先行きが不透明な幕開けとなりました。ただただ逡巡していることを由としないイチエは、もちろん感染のリスクに充分配慮しつつも、”継続”を諦めることはありません。
先月の第313回新年例会にご参加の12名の皆さま、とう粋庵の社長、重ねて重ねて、ありがとうございました。コロナ禍の影響があり、どちらかと言えば静かな幕開けのイチエの宴となった新年例会でしたが、振り返ると、本年に向かう勇気がふつふつと沸き上がる例会でした。
特に、KM会員が取材をうけ掲載された「ニューズウィーク日本版」1/26発行号は、私たちの中に、こんな素晴らしい仲間がいるということを、題字の「CHALLENGER」で改めて裏付けてくれているようでもありました。
当日のアペリティフ・タイムには、久し振りに参加いただいたMU会員提供のホットワインとノンアルコールスパークリングワインが振舞われました。また、「とう粋庵」“2021新春お品書き”の【主菜】“鴨低温ロースト”には、KO会員がこの日のために、お馴染みの農園からお取り寄せいただいた立派なシイタケが使われました。
【甘味】“栗蒸羊羹と栗の蜜煮”は、常陸風月堂三代目・KF会員からご提供の商品で、お茶とともに美味しく味あわせていただきました。それぞれに、過分なお気遣いをいただき、本当にありがとうございました。
本年は、今後の推移によっては、昨年、二度実施したリモート例会を採り入ざるを得ない局面が出て来る可能性もまだまだ否定できません。
いつもこうして変わらず参加くださる方々のおチカラをお借りして、昨年中一度も参加が叶わなかった会員の方々の声を地道に拾い集めながら、コロナ時代の交流やコミュニティの有り方を模索していく一年になるだろうと考えています。
「初心忘るべからず」は、観阿弥・世阿弥が好んで使ったことばです。ある能楽師はこのことばを次のように説明されていました。
初心の「初」の字は、左側が「衣」、右側が「刀」で、もともとは着物を作るときに、布地に刀(ハサミ)を入れる、その最初を意味する語。どんな美しい布地でも着物を作るためにはハサミを入れなければならない。それと同じように、人は進歩をするためには、過去の自分を切り捨てなければならない、これが「初心」の意味です。
『風姿花伝』に学ぶ企画脳を鍛える方法・販促会議企画コンペティション事務局・アドタイ:2020.04.30 掲載
代表としては、これまでの26年を切り捨てる気持ちで、その発信力に静かに鋭く磨きをかけ、少しでも皆さまのお役に立つべく努力を続ける一年と捉えています。
まずは、現状のホームページの刷新に取り組み、これをハブとして、現在5,300台にある私のTwitterのフォロワー数を、目標の1万に近づけ発信力を高めます。更に、ICCのオンラインサロンは、フェイスブックのメッセンジャールームを利用し本格稼働させます。
「情報は発信する所に集まります」。これからも、リアルとバーチャルのそれぞれの面白さを再発見・再活用しつつ、コミュニティのチャレンジャーとして活動することで、皆さまの期待に応え続けたいと思っています。