美術館で食す
こんなフレーズをみせられると、ついつい行ってしまいたくなるのは、昔も今も変わりません。
地下鉄の表参道駅を出て、直ぐにタクシーを停め、20代の頃に通っていた懐かしいビルを車窓から右手に眺めつつ、骨董通り方向、青山学院大学裏、渋谷四丁目へと進みます。
表参道・南青山エリアにある目的の場所は、渋谷区の有形文化財に登録されているらしい洋館で、大正アンティークの粋を随所に見る事が出来るのだそう。そして、アールデコの巨匠・エルテの作品を世界一保有している美術館でもあるそうです。
そんな非日常的空間で食するフレンチは、さぞかし、という期待が膨らみます。
細かい事は、この公式サイトに任せて、私は体験写真を一挙公開します。
今回特別に、屋根裏部屋から会員制のバー、地下のワインセラーまでをも見学させて頂くことが出来ました。
こんな時代のこんな都会のど真ん中のロケーションに、こんな建物が維持され、そこにこんな芸術品が何気に所蔵されているのも驚きでしたが、それ以上に、そこで本当に美味しいフレンチを食べられたことが幸せでした。
メゾン ド ミュゼ
東京都渋谷区渋谷4-2-9 ℡03-3499-1999