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韓国おひとりさまごはん事情&私のお気に入りひとりごはん
食べるの大好き。虚弱体質で少しでも食べ過ぎると、調子が途端に悪くなるくせにww美味しいと思えるものを腹八分目にいただく。もうちょっと食べたいなってところで止めておくぐらいがちょうどいいです。
ってことで、日本にいたときのようにひとりで食べ歩きライフ、、楽しみたいのですが、、韓国では、上手くいかないこと度々。ご存じの方もいらっしゃると思います。
韓国は、日本に比べると、おひとりさまごはんが難しい国なのです。今は、「ホンパプ」文化が~ホンジャ(ひとり)+パプ(ごはん)の略。~大都市を中心に浸透してきました。
が、私の住んでいる地方の小さい都市では、安心して(笑)ホンパプできるとこは、限られてきます。キンパ屋とか、ブンシク屋(粉食~麺屋のことです)そして、クッパ屋などです。
もちろんそれ以外でも、「ひとり?いいよ、入って^^」とやさしく迎えてくれるお店もあります。しかし、、、「ひとり?お客さんいないからいいよ。」(でも、めんどくさげな表情)「ひとり?今昼時だからダメダメ。」とか、「うちは、2人前以上注文だから。」こんなお店が多いんです。(泣)
勇気を持ってお店に入ったのに、こんなふうに断られるのはホントつらいです。しかし、めげずにいろんなお店にひとり突撃やっている日々です^^
でも、突撃するくらいの気力がない時、かつ外食したいなって時に行くのは、スンデクッパ屋さんです。
スンデクッパ?
スンデは、豚の腸詰め(腸にもち米、韓国春雨などを詰めて蒸したもの)。
クッパは、「スープとごはん」という意味。
ですから、「豚の腸詰めスープとごはん」と訳せますね。スープの中にご飯を入れていただくのが、クッパの食べ方です。
私が、たまに行くスンデクッパ屋さんです。この日は、がらがらでしたが、いつもは、黙々とごはんに集中するおひとりさまでいっぱいです。
「補薬よりクッパ!」と書かれています。補薬とは?韓国人は、気力が落ちると、韓方病院で韓方薬を処方してもらい、2週間ほど朝晩飲み、元気をチャージします。カラダの気力を補う薬という意味で、補薬と呼んでいます。元気ない時は、補薬よりクッパがいいよ^^という感じのメッセージでしょうね。私も、そう思います。(何度か補薬を試したことがあるのですが、効果はありませんでした。)
到着しました^^クッパ屋さんでは、「ニラ」を一緒にくれます。なぜ?いろんな理由があるようです。
1.豚の臭みをとってくれる
2.クッパにない栄養素(ビタミンCなどの)を補うため
3.色みを加えることで美味しそうに見せる
ちなみに、韓国人の友達が教えてくれたTIP
ニラをクッパの中に入れて、持ってきてくれるお店
別々にして、持ってきてくれるお店
さあ、どちらが良心的なお店でしょうか??
答えは??
別々にして、持ってきてくれるお店です。
ニラを入れて持ってきてくれるお店のクッパは、豚の臭みが、完全にはとれておらずその臭みを消すために、ニラを最初から入れてしまうそうなんです。
熱いのが苦手な私。スンデクッパを食べるときは、まず、スンデを皿(ニラが入っていたお皿)にとり、冷まします。そして、、
このピンク色をしたもの、何でしょう? そう、アミ塩辛の汁です。
これををスンデに回しかけ、キムチと一緒にいただきます。アミ塩辛には、豚肉の消化を助ける成分が含まれているそうで豚肉料理のお店では、よく出てきます^^
スンデをいただいてから少し冷めたスープに、エゴマ粉を入れてご飯を入れて食べるのが私流です。韓国料理は、少食派の私にとって完食するのが難しく韓国で食べるときには、自分の好きなものからいただくようにしています。
「好きなものは一番後で」こんなことしていると、お腹いっぱいになって、美味しくなくなってしまいます。ですから、スンデクッパを食べるときにはまず好きなスンデからいただくわけです。
私のお気に入りひとりごはんでした^^
これからも、ひとりごはんできる美味しいお店探索していきたいと思います。