はじめに
就職してから、とにかく中毒かというくらいに海外旅行に行った。
北から南から西から東まで、近場から日本の反対側までいろんな国に。
仕事でもいろいろな国の人とやり取りをした。
そして、気付いたことがある。
もっといい意味で適当に生きてもよいのではないだろうかということに。
海外を訪れると、日本人のまじめさに改めて気付かされる。
道路にはごみが落ちていないし、トイレはいつも綺麗、電車やバスはいつも時間通りに走っているし、数分でも遅れたら車内放送で謝ったりもする。
こんな秩序だった国で育ったので、海外に行くと「え?」と思うことやつっこみたくなることがたくさんある。
最初は、何もかもスムーズにいかないこと、適当な対応に戸惑ったり、怒ったりもしたが、海外への渡航回数が増えるにつれ、「これが世界水準なんだ。」ということに気付いた。そして、段々その状況を楽しめるようになってきた。
その国に住んだわけでないし、旅行の短期間だけではわからないかもしれないが、
大人も子供のように笑ったり、とっても無邪気だったり、余裕があるように見えた。
海外に行って、そんな人達を見て、自分ももっといい意味でゆる~く生きようと思うもの、通勤電車に乗っていざ仕事に行き始めると、ゆる~い人々から遠ざかっていく。
ゆるく生きて行きたい自分自身への戒めもこめて、過去の旅を振り返ったり、
日常のあれこれをゆる〜く綴ってみようと思う。
(6年前にこの文書を書いてから時が止まってました笑。)
写真は、ジンバブエに滝を見に行った時にホテルの前ですれ違った少年。
「そこまで完成度高いのに、なぜ鼻がないのだ!」と思わず撮らせてもらった一枚。赤色のインクが切れていたのか笑。
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