Departure 2020.9.4
ひさびさに生で音楽を浴びてきた。
こんな状況で正直迷ったけど、7人での最後のライブを
この目に焼き付けておきたかった。
去年は、ツアーのチケットが全く取れなかったけど、
奇跡的にチケットがとれ、参戦。
いつもはライブハウスで、スタンディングでモッシュやダイブもあるライブ。
今回は、ライブ前に検温、チケットのモギリは自分で行い、
席数を半分に減らしての全席指定のライブ。
会場はいつもより大きく、1階はスタンディング、2階、3階は着席。
着席なら、家で配信を観ているのと変わらないかと思ったけど、
演奏が始まった瞬間に、大音量を生で味わうライブの醍醐味を味わった。
音楽は聴くでなく、体で感じるのだ!
ダンサー2人の最後の舞台かと思うと、最初から涙が止まらなかった。
圧倒的なドラムの音圧に、鳴り響くギター、揺さぶるベース。
そして、観客を盛り上げるダンサー。
気づいた時にはダンサーがバンドにいて、
ライブやフェスを盛り上げていてくれたんだなと実感する。
そして、また涙。
掛け声や一緒に歌うことはできず、拍手で全ての感情を表す。
観劇の拍手、MCに笑った拍手、感謝の拍手。
ドラゴンアッシュのファンは、見た目はワイルドな人が多い印象だったけど、
みんなルールを守って、声はあげられないけど、一体感があったし、暖かかった。
きっとみんな同じ思いでこの会場にいるんだなと思い、また涙。
いつもなら曲と曲の間にある、MCも少なめ。
舞台の上には、変わらず音楽を奏でてくれるメンバーがいて、
ただそれだけで感無量で、また涙。
中学生の頃からずっと聴いているドラゴンアッシュ。
アイドルやジャニーズを聴いていた中1の頃、出会ったドラゴンアッシュ。
一線を画する音楽。Let yourself go, let myself goのPVがカッコよすぎた。
今でも最初に買ったCDは覚えている。
気づけば、人生のいろいろな場面でいつもドラゴンアッシュ の音楽に励まされた。
高校生になって、ようやくライブにも行けるようになった。
生で見るドラゴンアッシュは最高で、特に毎年通った
Rock in Japan Festivalは忘れない。
真夏に開催されるフェスティバル。
昼間の炎天下から、夕暮れ時には涼しい風が吹き、時には雷鳴が轟き、雨が降ることも。
少し暗くなったGrass Stageに現れるドラゴンアッシュ。
最高に盛り上げ、トリを飾り、演奏後にみた花火は今でも忘れない。
受験勉強の時にはHarvestがリリースされ、よく聴いていた。
留学中は、環境に馴染めず、毎日Under Age songを聴いていた。
バンドも人間の成長のように、どんどん音楽性が変わり、
私も音楽の好みが変わり、聴かなくなる時期もあるけど、
新譜はチェックしていた。
ライブにはチケットが取れればいき、その度に彼らの音楽がいかに
自分を支えてくれていたかを実感する。
世界が不安に包まれている状況下での開催。
MCでも正解がわからないと言っていたけど、
今できることを考えてくれ、最善の努力をしてくれたと思う。
勇気があるし、本当にかっこいい。
別に今の状況に書かれた歌詞でないけど、
この状況そして、ダンサーの2人の卒業に向けて、曲の歌詞が響く。
しばらくはやらないけど、2人の卒業だからと言ってやってくれたfantasista。
またいつかライブハウスで、やってほしい。
この時期に音楽を、そして生で演奏してくれることが、
どれだけ不安に思う私達に勇気や希望を与えてくれたかわからない。
心から感謝の気持ちを伝えたい。
そして最高にロックなバンドだ。
The SHOW must go on!
Life goes on!
陽はまだのぼりくりかえす
これからも一生ついていきます!
ダンサーの2人とっても、ドラゴンアッシュ にとっても、
そしてライブに参加した一人一人にとっても最高のDepartureになりました。
Future starts today, not tomorrow!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?