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反逆の靴下
社会人になって、クリエイティブやアパレル等の仕事でない限り、
私服と職場での服が異なってくる。
就職当時の私は、まじめにそのルールに従い、
私服はカラフルな服、職場ではモノトーンの服を着ていた。
襟がついていれば、オフィシャルという謎のルールの元に、
オフィスカジュアルというドレスコードに従い、服装選びをしていた私だが、
傍からみれば、それはただのカジュアルであったらしい。
モノトーンの服を着て、ジーパンは履けないので百歩譲って
チノパン等をはいていた。
上着もズボンにも自由がないけど、靴下には自由があるのではと思い、
校則に縛られる女子高生がスカート丈をいかに短くするかに苦心するように、
靴下上で自由を求め始めた私。
モノトーンの服装でも靴下では自由に色を選ぶ。なんなら、柄まで自由に選ぶ。
靴下に自由を!
私はそれを反逆の靴下と呼んだ!
原色の靴下に、ズボンより高いかもしれないマリメッコの靴下、
アボカドの靴下、アンディウォーホールのバナナの靴下、
ムーミンのご先祖様の靴下、最近のお気に入りは、
オランダの靴下専門店で手に入れたDHLの靴下。10ユーロもした。
靴下に目を向けてみると、一気に世界が広がる。
そして、最近ではモノトーンの服も楽しめるようになったけど、
服装もなんなら反逆し始め、コロナになり在宅勤務がデフォルトと化した時には、サスペンダーをして出勤。いくところまでいった。
仕事後に会う友達には、今日は仕事が休みと聞かれ、
街中ではフリーランスですかときかれ、どこに向かうのだろうか。
今日も反逆の靴下ここにあり!
願わくば、服装の自由を!