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ベイビードライバー 2020.5.2

友達に勧められてみた映画。
この映画の重要な要素として、音楽があり、
音楽映画好きな自分としてはそれも良かった。

ipod(しかもclassic)で音楽を聴きながら、
迫力あるカーチェィスを繰り広げる、
いつも耳にイヤホンをして、音楽を聴いているベイビー。
その過去には車の事故で両親を亡くしたという悲しい過去が。

過去の過ちで、強盗の手伝いをしながら借金を返済する。
借金を返済し、強盗とも手がきれたと思ったら、縁をきれず、また犯罪の世界へ。

最後の郵便局の強盗では、武器の仕入れで銃撃戦になり、
郵便局では、仲間のバック、ダーリンが死んでしまう。
盗んだものが入ったバックをもって逃走するベイビー。
カーチェィスではないけど、逃走が軽やかすぎてみていて楽しかった。

デボラに会いにいくとそこにバディがいて、ここからバディの追い込みが始まる。
崖の上のポニョ並に追いかけてくるバディ。
ある意味ホラー映画と化していた。

そんなバディを振り払い、大切なお母さんの声の入ったテープをとりに、
ドクの元へ向かうベイビー。
ドクもデボラと一緒なことに気づくと、国境を越えて逃亡するよう伝える。

だが、バディがここにもおってきて、ドクも殺されてしまう。

バディから逃げるベイビー、最後はバディと決着をつけ、
何度追い詰めても追ってくるバディを殺し、逃亡する二人。

デボラの歌声に目を覚ますベイビーだが、最後には警察に捕まってしまう。

普段あまりみないジャンルだけど、カーチェイスや逃亡劇、
バディとの戦いの場面など、アクション映画として、
手に汗握る場面があり、面白かった。

クスリと笑わせる場面も多く、ベイビーがテレビでみた
モンスターズインクのセリフを引用したり、
バディとダーリンの会話をきき、それもそのままデートプランにしたり、
ベイビーがかわいらしかった。
HATEとタトゥーを入れた悪党が就職活動のために、
Eを消して、HATにした場面も笑えた。

打ち合わせ中に音楽を聴きながら参加し、
時にはエアピアノを弾いたりして、何も聞いていないと思いきや、
完璧に理解しているベイビー。
会議中の私はこうはいかないので、うらやましかった。

テープをサンプリングする場面は最高で、
ベイビーの制作したテープをもっときいてみたかった。
鬼気迫る場面で、トロかったのか?とテープが流れるシーンは
シュールすぎて、笑えた。

無実の人に被害が及ばないようにするベイビーだけど、
最後の方は、躊躇なく人を殺したりするところには疑問が残った。
あれだけ大きな事件になっていながら5年で仮釈放になるのか不思議。

ジョーが自分のことだけでなく、ベイビーのことを心配してるシーン、
特に最後の場面は泣けた。

子供のころにもらったおもちゃがipodなことに時代を感じた。
そのipod私は今も使っている。やっぱりipodは classic派。

最近見た映画が不発だったので、好みの映画に出会えて良かった。


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