【オススメ】一人反省会のススメ
昨日・一昨日と開催した一人反省会。
私なりの反省方法ですが、私にはしっくりきているので、続けています。
今回は、昨日・一昨日に開催した一人反省会を例に挙げながら、その方法と利点についてご説明したいと思います。
また、これを応用すると、一人ブレストもできます!
ちょっと真似してみようかな?と思っていただけた方はぜひお試しください!
可能なら、私のようにnoteの文面や実際のノートなど、キーワードだけで良いので、何かしら文字に残すことをオススメします。
その方が頭の中を整理しやすいです。
では早速始めましょう!
1)反省するテーマを決める
→私の場合、年初めに決めた目標について、四半期(1〜3月)の結果を反省する会でした
2)反省する細かな項目を挙げる
→私は【年計画】、【日常生活】、【趣味】、【note】の4つの項目を挙げました
3)反省会のシチュエーションを決める
→今回私は、『会社で月一行われる社内の営業ミーティング』をイメージ
部下が上司に先月の売り上げ報告をするようなシチュエーションを想定しました
4)登場人物を決める
→ここは一人反省会なので、役は振りますが、全て内なる自分。
漫画でよくある、心の葛藤を表すシーンなどを思い浮かべていただけるとわかりやすいかもしれません。
主人公を挟んで、心の中の天使と悪魔がそれぞれ良い行いと悪い行いをするよう主人公に詰め寄るシーンを見たことはありますか?
※例えばこんな場面…
お財布を拾った主人公。
心の中の天使は、交番に届けるように言いますが、心の中の悪魔はそのまま懐に入れてしまえと囁きます。主人公は天使と悪魔に挟まれ葛藤する。
※人気漫画の『NARUTO』をご存知の方は、ヒロインの春野サクラを思い出していただけたらわかるかもしれません。彼女にはちょっと凶暴な内なるサクラというキャラが存在します。
説明が長くなりましたが、このような内なるキャラクターを何人か作り、3で想定したシチュエーションを進めていきます。
→私の場合は、上司役のA、各項目を説明する部下B〜Dの3名、そしてオリジナルの私自身の5人を設定しました。
その中でも、部下Bは普通の社員、部下Cは有能な社員、部下Dはチャラ男イメージの新人社員をイメージしました。
ここで【ポイント】!
・初めての場合は、キャラクターは少ない方が良い(混乱しない為に)
・両極のキャラを作る
→例えば、例の天使と悪魔のようなキャラクター。
※反省会であれば、どんな状況でも良い点を探し出して褒めてくれるキャラクターと、悪い点をグチグチ・ネチネチと言い続ける傷口に塩を塗るようなキャラクターの2種類を作ると良いです
・キャラクターはなるべく細かく設定する
→普段の自分らしくないキャラクターを設定すると面白い展開になることがあります
口調や性格、性別や年齢などを具体的に決めましょう。
キャラクターの振れ幅があるほど、出てくる意見にも幅ができます。
アイデア出しあれば、ターゲット層を踏まえて、性別や年齢までハッキリと決めたキャラクターを設定すると良いです。
5)シチュエーションに沿った進め方を決める
→私の場合はミーティングを想定したので、以下のような流れにしました
●【年計画】反省会 ●
《本日の流れ》
・目標再確認
・ミニ自分(B〜D)プレゼン
・ボス自分(A)講評
※当初、オリジナルの私が進行をしようかと思っていたのですが、オリジナルは居ないものとして上司のAが進める形の方がやりやすかったので、急遽そのようにしました。
ここで【ポイント】!
2で挙げた項目を必ず通る流れを作りましょう。
6)反省会開始
→決めたキャラクターになりきって話しを始めます。
私の場合は、オリジナルのつぶやきから始まり、上司Aがどうなってるんだと聞きつつ、部下がそれぞれの反省項目について報告するという形で良かった点また悪かった点、今後の改善点を挙げていく形を取りました。
上司A:進行及び話のまとめ役
部下B:淡々と事実を報告
部下C:事実を報告しつつ、オリジナルのフォロー(天使の役割)
部下D:事実を報告しつつ、オリジナルの傷をえぐる(悪魔の役割)
という配分を想定しました。
一人反省会は実質ここまで。
7)振り返り・実行
→あとは一人反省会で挙がった点を実際に行動にうつすだけ。
この時に、キーワードだけでも一人反省会のメモがあればすぐに行動にうつせます。
●応用
これは、一人ブレストにも応用できます!
今度はイメージするシチュエーションを反省会ではなく、アイデア出しのブレスト会議や、商品の品評会などにします。
これをまた一人でやるわけですが、アイデア出しをする場合は、たくさんの意見が出た方が良いので、たくさんのキャラクターを設定し登場させましょう。
ただし、アイデア出しの場合、ターゲットが決まっている場合もあるかと思います。
その場合は、そのターゲットに合うたくさんのキャラクターを設定します。
例えば…
20〜30代の主婦層をターゲットにしたアイデア出しの場合
・20代 大人しい真面目タイプの主婦
・20代 トレンドを追うキャピキャピ系の主婦
・30代 仕事バリバリの兼業主婦
・30代 子供3人のパート主婦
・30代 子供1人の専業主婦
・40代 情報通のパート主婦
…などなど、少し外れてもターゲットになる可能性があるキャラクターは作っておきます。
とにかくたくさんのキャラクター(年齢・性別・性格・口調・居住地など)を設定して、それぞれにのキャラになりきり、言いそうな言葉をどんどん出していきます。
この時、キャラクターの設定が細かければ細かいほど言いそうな言葉を想像しやすいので、なるべく細かく設定することをお勧めします。
ここからはあなたの妄想力が鍵です。
キャラクターになりきっての発言も、頭の中で行い、声に出さなければ恥ずかしさは皆無!
表情は百面相になるかもしれませんが、壁に向かうもしくは一人で部屋にこもれば大丈夫。
性別が違う場合は特に難しいかも知れませんが、あなたの持ちうる全ての想像・妄想力をかけてその人物になりきってみましょう。
しかしながら、初めからたくさんのキャラを一気に扱うと、今は誰に成り切っていたのか分からなくなってしまうかもしれません…。
そんな時は、一人一人順番に意見を聞いていくイメージもいいかもしれません。
回数を重ねるうちに、Cさんから○○という意見が出たけれど、この意見はAさんは賛成しそうだな。でもBさんは△△と言って否定しそうだなという風に頭の中で繋がってきます。
そうなると、もうミーティングや座談会のような一気に大人数集まる形での一人ブレストでも大丈夫でしょう。
ただ、簡単なキャラクターの一覧はあった方が混乱しづらいのでオススメです。
●応用2
ターゲットを絞る場合にも使えるかもしれません。
自分の作る商品・作品が誰に受け入れられるのか。様々な年齢・家族構成・収入・性格などを想定して、率直な厳しい意見を言ってもらいましょう。
何が足りないかも分かるかもしれません。
しかしながら!
これはあくまで自分一人でやるので限界があります。
もし、実際にそのような人達に意見を聞ける環境・状況であれば、聞くべきです。
(ただ、アイデアを明かしたくないなどという場合は気をつけましょう)
そのような環境・状況でない場合に使える方法として、参考にしてもらえたらと思います。
いかがでしたでしょうか?
私はこのように、頭の中にいろんな自分を呼び込みます。全て自分なのだけれど、役者になりきった気分で楽しめます。
しかし、日頃の自分に対しては、褒める専門の天使は特に必要だと感じています。
誰も褒めてくれないから自分で…という真実は若干悲しいですが笑、よくできた部分は褒めてあげるべき。
反省会をやろうとしている時点だけで、すでに反省すべき点はわかっています。自分をけなして凹ませるばかりではメンタルが心配です。
悪魔役は、愛着がもてる部分のある毒舌キャラくらいにしておいて、おどろおどろしい・見た目にも毒々しいものはやめましょう。
自分の反省に関しては、ツンデレキャラくらいがいいのかもしれません。
ただ、仕事の面は成果が全て。消費者はシビアです。そこは妥協せずにいきましょう。
ただ、世の中みんな敵ではありません。天使役も必ず設けましょう。
自分で自分のメンタルを操作しつつ、持ち上げたり、逆さ現実もちゃんと見て、より高みを目指しましょう!
一人反省会のススメ、長くなりましたが、ここで完結とさせていただきます。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
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