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【エッセイ】一歩先の自分に会う方法

『寝ることは好きですか?』

一日の中で布団の中に入る瞬間が一番幸せだと思っている私は、即答の『YES』だ。
いつでもどこでも寝られる、寝ることが趣味という人も中にはいるだろう。
私は横になるとすぐに寝てしまうタイプで、寝られなくて困るということはほとんどなかった。
しかし、このタイプのにも弱点はある。
それは寝落ちだ。
もう寝るだけの状態にして携帯をいじり始めるが、すぐにまぶたが重くなり眠ってしまうのだ。
学生時代は、宿題やら何やらを全て終え、あとは布団に入って彼とメール…という日々もあったが、メールを数回の往復させただけで眠りこけてしまい、よく幼な子扱いされたものだ…。

そんな私も徹夜をした経験がある。
しかも何度も。それは、これまた大好きなゲームをする為にだ。
では、いつもは彼との連絡のさなかでもすぐに眠りこけてしまう私が、徹夜できる日と出来ない日には何の差があるのだろうか?
疲れてるかどうか?
やっている作業が楽しいかどうか?
それとも必要に迫られて作業しているかどうか?
集中しているかどうか?
頭使ってるかどうか?

私の見解は、その作業にリラックス要素があるかないかだと思う。
ゲームをしている時の私は、目をギラつかせながら、カナリの集中と緊張感を保って長時間頭をフル稼働させている。
しかし、彼との連絡をする時の私は、ドキドキ感や楽しさは感じているし、そちらに意識はあるのだけれど、集中している状態とは少し違う。
まさにリラックスしている状態だと思うのだ。

実は私は可能なら毎日でも徹夜したい人間。
でも5時間程の睡眠時間を確保しないと身体や仕事に影響が出ることを経験から知っていので、なかなかできない。

また、自分を追い詰めるのが好きな人間(不幸に追いやるという意味ではなく、負荷をかけるという意)。
より良い状態を目指して力を出せている感覚が気持ちいい。またそれを突き詰めると、どこかでリミッター外れるのを感じ、無敵にでもなったかのような状態になることがある。
それを私は徹夜した時感じた。
この感覚が最高に気持ちが良く、一度味わったらやめられなくなってしまった。

毎日はお勧めしない。睡眠は大事だと思うし、身体や仕事に影響が出る。
でも翌日が休みの時など、時と場合を選んで、限界突破をしてみるのは気持ちいい。
限界突破は何も徹夜でやるゲームだけではない。これはあくまで私の場合。(ゲームではない目的で徹夜する時ももちろんある笑)
スポーツなり仕事なりにも限界突破はあるだろう。
一度やってみなければ適量・限界を知ることは出来ないし、自分のキャパより外にあるものへ挑まなければ成長出来ないこともあると、私は思っている。
程度の問題はあるし、自己責任でお願いするが、無理をしてみるのも悪くない。
適量・限界が分かれば今よりもっと自分を大事にしながらこれからの人生を楽しめるハズだ。

さぁ、一歩先の自分へ会いに行こう

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