市 和浩(ichi)
モーイ!!(フィンランド語の挨拶) 電話でもしもし〜の場面で、モイモイ〜て本当に使います。in Finland. 緊張感のあった前日に比べて比較的のんびり落ち着いて過ごせた朝。 時差ボケもあり現地時間6:00には身支度も完了し散歩へ。 部屋から出て外に出た瞬間、清々しさが強烈で過去にあった嫌な事の幾つかは記憶の彼方へ飛んでいった。 少し湿っけのある土の匂いがして、朝陽が水分を得た葉を照らす。更に僕の知らない世界へと誘う。 散策すると至る所に絵画が飾られる。昨日のパ
これまた湖畔の美しい会場。ホテルからは5分ほど歩く。皆んなのフランクな会話に食らいつく。南アフリカのクリスはマッシュルームを森で採るのが趣味だそうだ。(実際翌日バカでかいマッシュルームを採ってシェフに調理してもらっていた) 今まで使った事のない脳みそをフル回転させながら皆んなの話と演奏する曲目を聞く。 そう、僕は今回このパーティーの中での目玉であるバンドLIVEを取り仕切らなければいけないのだ。これが今旅のミッションである。 ただ演奏するならまだしも、曲の長さや楽器の入り
ヘルシンキのホテル、朝食はビュッフェ。 変わらず周りに東洋人はいないところに、僕は居心地の良さを感じた。 ビーガンメニューが充実していたり、葉もの野菜が少なめだったり。ヨーグルトの種類は豊富でフィンランドならではのベリーのジャムとかも美味しかった。 ちなみに約10日、どのホテルに泊まってもほぼ朝食メニューはコレ。3日目ぐらいから「何か違うもんありますように」と願ったが、見事に9割同じメニューだった。 リハーサルは夕方からなので荷造りだけは済ませて出来るだけ街を歩く。僕は
フライト直前まで新プロジェクトの打ち合わせや制作仕事でバタついてしまい。 フィンランドで演奏する曲目も直前まで変更があったりで、譜面作成に前日夜中3:00までかかってしまった。 眠気に襲われながら成田空港からのフライトでヘルシンキヴァンター空港へ。 北欧へ行く実感がないまま到着。 僕の乗った便は多くの乗客がトランジットで使っていた。 今回のミッション(演奏)は、ほとんど英語でやり取りしないといけなく。自分の語学力の足りなさと準備不足の不安も重なり、到着口までがとても長く感
気付けば仕事で携わるアーティスト達が1995年以降生まれも増えてきていて。 「そうか、皆んなピンと来ないんや」と思う瞬間も出くわす事もある。 そんな「あの日」。僕はいつも忘れないようにしているのは大人たちの強さや、人の優しさ。幸い僕は周りの人に本当に恵まれていて、同じマンションの皆さんにたくさん助けていただいた。 当時僕は何も分からない小学校3年生。当然何の力にもなれなかった。大人たちが危ない中、必需品を取りに行ったり、誰かを助けに行く様子をただ見ているだけだった。
元日、夕方ぐらいに地元『岡本駅』に着いた時のおはなし。 久しぶりに実家へ向かうまでの石畳の通りを歩いてた。西陽に向かって歩いて間もなく「和くん」と聞こえた気がしてイヤフォンを外した。 「うわ、みやちゃんやん」 僕はニット帽も深々とかぶっていたし、マスクが顔を覆っていたのに。本当によく気付いてくれた。 片側一車線の小道の端に停まったコンパクトカーの助手席から降りてきたのは古くからの大切な友達。しかも僕はよく彼を思い出す。同級生一の出世頭となって活躍も見ているのもあるけど
新年、明けましておめでとうございます。 1/2 に何でもスタートするとイイみたいなので、これから気まぐれにnoteで日々僕が感じてる事書いてみようと思います!イイねやコメントがガソリンとエンジンです、どうぞ続くように応援宜しくお願いします笑 先ず年末12/31に発表ありました、ワタクシichi、神戸のワクワクロックンロールバンド『ワタナベフラワー』のオフィシャルサポートキーボードとしても2022年からは活動していく事になりました〜! キングギドラのような前3人を後ろでド
神戸在住ミュージシャン、サーカスフォーカスのichi(イチ)です。 グループのキャリアも10年目にさしかかり、いよいよ若手とは言いにくい年齢になった我々。笑 今夜は初めて音楽に触れた時のような興奮と高揚感に包まれているので、言葉に残しておきたくて書いてみます。 いつからやろ? 音楽ライブが当たり前のように毎週ある事に疑問を感じなくなったのは。 いつからやろ? 胸が躍るような新しい音楽との出会いが少なくなったのは。 いつからやろ? 最初に思い描いていた夢を押し殺