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上阪徹「1分で心が震えるプロの言葉100」

・本書は、取材人数3000名を超えるブックライターの著者が経営者、学者、アスリート、芸能人などにインタビューした100人の人生を変えるパワーフレーズを収録した1冊。

浅田次郎(作家)
「向いているか、向いていないかなんて、考えないほうがいい。」
「鉄道員」「中原の虹」など素晴らしい作品を次々と世に送り出してきた直木賞作家のデビューは意外にも40歳だったことはあまりにも知られていない。小説が本当に好きだったからこそ、40歳まで書き続けることができた。
・仕事をどう選ぶべきかと問われたら、やはり好きなことをしたほうがいいと答える。向き不向きなんて、考えないほうがいい。ただし、必ずしも好きなことが仕事にできるわけではない。だから、選んだ仕事を好きになってみること。今やっていることを好きになれない人は、案外、何をやっても好きになれないのではないかと浅田氏は思っている。

所ジョージ(ミュージシャン、タレント)
「結局ね、自分の考えひとつなのよ。人生をつまんなくしてるのは、自分なの。」
・高校卒業後、造園会社で働いていたが、父親の勧めで大学進学するも、1年で除籍になる。普通ならメゲるかもしれないが、所さんは「何かのきっかけだ、人生の転機だ。」とイベントにしてしまう。
・大学をやめてデモテープを作ってレコード会社に送ったら、いろんな人が面白がり、デビューする。給料が7万円のときも、自分が一番幸せだと思っていた。
・7万円は給料だと思えば安いけど、小遣いだと思えばすごい(笑)

福山雅治(俳優、アーティスト)
・幅広い領域で活躍するスターだが、デビューしてからは泣かず飛ばすの数年を20代前半で経験している。これほどのスターになれたのは、自分がやるべき役割をしっかり果たしていくことをしてきたから。「そもそも自分は何者でもないと思っている」と福山雅治氏は語っている。

・本書では、藤田晋(サイバーエージェント社長)、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、工藤公康(ソフトバンクホークス監督)、鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)、水木しげるなど、著者が忘れられない各業界で活躍する著名人100人の名言とインタビューが収録され、「やりたいことをどう見つけるか」「運やチャンスをどうつかむか」「真の力をいかに発揮するか」「苦境を乗り越えるか」「ビジネスで成功する人は何が違うのか」「本当の幸せをどうつかむか」という章で構成されている。
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