NOBU塾「日利1%FX 鉄壁の不動心トレーナー」
・本書は、「日利1%トレード」という独自の手法を編み出し、「誰もがトレーダーになればお金の悩みは解決できる」という信念のもと、自分のやりたいことを叶えられない若者や、老後の不安を感じる人々に向けて情報発信を続け、YouTubeの登録者数20万人を突破した著者が、著者のトレード手法やトレーニング方法などのノウハウを体系的にまとめ、これまでのプロセスで得た気づきならびに最短距離で勝てるトレーダーになるための必須の知識を余すことなく伝えた1冊。
・トレーダーの仕事は稼ぐことではなく、「生き残ること」を目的に行うこと。この「生き残る」ということを具体的に数値化したのが、日利1%である。
・これは、大儲けを狙わず、それでも毎日の暮らしには困らない程度の生活費や、給料に少し上乗せできる程度のお小遣いをマーケットからいただくというイメージである。
・トレードをするのは稼ぐためではなく、生き残るため。それを明確にすると、必要以上き稼ぐ必要がないので、よくわからない局面でエントリーをする必要がなくなるのだ。
・FXは究極的には上がるか下がるかの世界なので、何の知識や経験を持たない人であってもら確率論として、半数は初めてのトレードで勝つことができるが、こうした運を天に任せるトレードをしていたららよほど強運な人でない限りいつかは負けて資金がなくなる。
・そのことに気づいた多くのトレーダーたちは、勝率を高めるために勝てる手法を探したり、値動きを予想するためのチャートパターンを学んだりしている。
※勝ち続けるトレーダーとはどういった人であるか、敗北する人はどんな特徴があるかの詳細は本書をお読みください。
・FXのトレード手法は、
①どこでエントリーするか
②どこで利益確定するか
③どこで損切りするか
という要素で構成されている。
・トレーダーは安易にエントリーポイントを探してはいけない。なぜなら、エントリーの数が増えると、本当のチャンスで勝つことができなくなるからだ。
・また、エントリーや決済をした数だけ確実に脳のエネルギーを消耗してしまう。利益を出して喜んだり、損失を出して悔しがったり、どちらにも動かなくてイライラしたりしていると、気が付かないうちに疲労が蓄積することになる。
・そうなったとき、夜のトレードで巻き返す力など残っていないことが多く、判断力が鈍っているときに、なんとか取り返そうとして軽率なエントリーをしたり、逆にこれ以上損失を出すことが怖くなってチャンスが来ているのに手が出せずに見送ってしまったりするようになる。
・そういう意味でも、エントリーは本当に厳選した局面だけに絞り込む必要があるのだ。
・本書では、著者のトレード手法を紹介しているが、手法だけでは勝てないのがトレードの真実の姿である。
・為替相場は環境に強い影響を受けるので、ひとつのチャートの値動きだけを信じるのではなく、常に環境の影響を把握したうえでトレードしなければならない。
・極論すれば、環境認識さえしっかりできていれば、手法はなんでもよく、環境を味方につけておけば、どんな手法でも決まったルールに従っている限り勝つことは可能なのだ。
※為替相場に影響を及ぼす環境について、具体的に4つの要素が取り上げられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書では、「なぜ日利1%なのか」「日利1%FXのトレード手法」「生き残るトレーダーになるための実践トレーニング」「ファンダメンタルズ投資で知っておくべきこと」「プライスアクションを制する者はFXを制す」「相場で生き残るためのデイリールーティン」「すべて「逆」の感覚を身につけよう」という章で構成されており、「6800万円を失う」という経験をもとに、安定して稼ぐ技術を出し惜しみせずに紹介した内容となっている。
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