【PR】勢口秀夫「国家資格キャリアコンサルタント合格『虎の巻』」
・本書は、合格率約30%の国家資格キャリアコンサルタント第9回(学科)に合格し、論述も50点中「46点」という高得点で71歳で合格し、以降も77歳で国家検定キャリアコンサルティング技能士1級第13回の面接に合格するといった経歴を持つ著者が、「キャリアコンサルタント合格への基礎知識・コツ・近道」について解説した1冊。
・キャリアコンサルタントの実技は、「①論述と②面接の合計」だが、②面接は「CL(クライアント)との相性」や、受験者の「当日の体調」もあり、結果に影響が出る可能性があり、ある意味、「水物(不安定で、結果が予測不能なもの)」と言える。
・もし②面接が不出来でも実技は合格点なので①論述でカバーできる。なぜなら、①論述は「既にそこに書いてある」ので、②「面接でのCLとの相性」という「人的要素」がなく、かつ、「事前に準備できる」からだ。
・論述は「面接の点数が悪い時にカバーする」だけでなく、実は、面接の点数自体にも大きく影響を与える。
・即ち、面接の「口頭試問」にも「論述」が肝なのだ。論述対策をしっかりやっておけば「②面接の口頭試問対策」にも活かせるので、②面接の得点にも大きく貢献できることになるので、「論述を制する人は、実技を制する」といっても過言ではないと著者は考える。
※論述の「事前準備・心構え」について述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・キャリアコンサルタントの面接(著者は、『面談』という言葉を本書で使っている」で失敗する人に多いのが、沈黙や間を恐れて、一方的に質問しすぎてしまうことだ。
◇CC(キャリアコンサルタント)がいい人、優しい人で、「その人のために何とかしてあげよう、何とか問題解決してあげよう」と一生懸命になり、ついつい「質問に走ってしまう!」
◇話の流れに関係なく、その場、その場で思いついたことを質問する
◇ついつい、問題解決に走りがちになる
などのケースに当てはまるかたはよく注意すること。
・また、
◇「これをしなければいけない。あれをしなくてはいけない」と勝手に思い込みカチカチになっている
◇「これは聞いては失礼にあたる!」と質問せずに終わっている
などは、著者が指導をしているときに、特によく出会うケースだ。
・こういったケースに直面した方々に対し、著者は「自分を信じて、もっと自由に気楽にやっていいんだよ、もっと楽しくやりましょうよ」と伝えている。
・やみくもに練習せず、試験で求められているものを知ることが大事であると著者は本書で伝えている。
・面接試験に備える基本的考え方のひとつに、「『面接はうまくできたか、うまくできなかったか』という出来栄えのよし悪しではないんです。」がある。
・実技試験に求められているものは『うまくできたから「〇」、このうまくできなかったから「×」』ではない。
・面接では「自分が『うまくできたこと』と『うまくできなかったこと』」をキャリアコンサルタントとしてどれだけ認識できているか(「自己一致」)が問われている。
・「できなかったのに、できた」ように取り繕ったり、「できていたのに、できなかった」と謙遜しても、臨床心理士を含む試験官2人はすべてばれている。
・『できたことは「できたこととして」、できなかったことは「できなかったこととして」、その通りを言わないと、試験官からは「あなたは自分がしたことを、ちゃんとわかっていないのね』と〇を付けてくれない。
・したがって、自分が俯瞰していて感じたこと(この点は旨くいった、この点がこのようにまずかった)を
①その通り、きちっと「認識」した上で(自己一致)、
②「その認識を認識した通りに」「素直に」試験官に説明できる
以上の2点が大事なのだ。
※面接(面談)に対する技術的な点(身振り手振りといった『身体言語』・声の質や調子〈大きさ・トーン・スピードなど〉)についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「実技全般編」「論述編」「面接編」「口頭試問編」「セグパパ塾・論述添削と面談実践道場」という5部構成となっており、
◇「キャリ協」・「JDCA」の共通事項
◇試験当日:面接の流れ
◇「〇〇」は面接の大きな武器
◇口頭試問でよくある「はてな?」の4つの対策
といったキャリアコンサルタント受験生の悩みをすべて解決するための術が収録された内容となっている。
※本書の論述については、「一から始めたい初心者の方向けではなく、「ある程度勉強した方」に向けて書かれていることをご容赦ください。
国家資格のキャリアコンサルタントの合格への道を切り拓きたいという方は、ご一読ください。
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