堀田創 尾原和啓「ダブルハーベスト 勝ち続けるしくみをつくる AI時代の戦略デザイン」
・本書は、AIを利用しながら「勝ち続ける仕組み」を構築するためのフレームワークを、具体的なステップを追いながら解説した1冊。
・「ダブルハーベスト」=AIを組み込んだ戦略を正しくデザインし、自走する仕組み(ループ構造)をつくることで、二重、三重に実りを収穫し続けられることを指す。
・勝者はいつも「破壊的危機」から誕生する。
・戦略の本質は「戦を略す」こと、つまり戦わずして勝つのが究極の目的。しかも1回戦ったら終わりではなく、ずっと勝ち続けるのが正しい戦略のあり方。いちばんわかりやすい例がアマゾンである。アマゾンはダブルハーベストとスケールメリット(規模の経済)のループを回し、低コスト構造をつくり、現在の磐石の地位を築いた。
・楽をして稼ぐことはいいこと。儲けることができなければ、誰のことも助けられない。誰かの役に立ちたかったら、しっかり儲ける、儲け続けることが必要。
・本書では、「できるだけ手を動かさずに稼ぐ仕組み」をつくるために、人間とAIとの新しい共生関係の提示からはじまり、AIをつくるメリットの理解、戦略デザインとしてのAI活用の深掘り、ハーベストループの構築法など本来の「戦略」の醍醐味を味わうことができる内容となっている。
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