江上治「あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら」
・本書はお金のプロである著者が、日本を100人の村に当てはめて日本の現状(2015年当時)と書き表し、明日の生き方を考えるヒントになる1冊。
・日本を100人の村に縮めると、
男性=49人 女性=51人
そのうち、子ども=13人(小学生=5人 中学生3人 高校生3人 大学生2人) 働き手=61人 老人=26人
になる。
2050年には、
子ども=13人→10人 働き手=61人→52人
老人=26人→39人
に変わっていく。
働く人は、41人のうち、
正社員=26人 非正社員=15人
である。
この村の子ども(18歳未満)の16%が貧困層に分類されている。また、半分の子どもたちが母子家庭。こうした状況もあり、100人中50人が「生活がきつい」と嘆いている。
・その他にも、100 人の村の現状(貧困・自殺率など)、衰退している日本の現状とこれからについてをグラフなどの図解でわかりやすく表現している。
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