クルベウ著 藤田麗子訳「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」
・本書はInstagramのフォロワー23万人の韓国人気作家による心温まるエッセイが収録された1冊。
・人生には三度のチャンスが訪れる。1つ目は、まるで反りが合わない人やまったく自分に合っていない仕事を手放すチャンス。2つ目は、自分を心から愛してくれる人をもっと大切にしながら共に生きていくチャンス。3つ目は、年がいくつであろうと、今どんな状況に置かれていようと、誰にでも必ずある、得意分野を見つけるチャンス。そして最後にもう一つ付け加えるとしたら、自分を愛するチャンスだ。
・今、何もする気が起こらない理由は未来も今と同じ状況だろうと考えているから。そんな時に著者は、目標を減らして、うまくやろうと思わずに肩の力を抜いたら、できることが見えるようになってきた。やる気が出ない時は、今はちょっとスピードを落とせばいい。
・幸せは出会いによって生まれる。ここでの「出会い」とは、どんなにささやかであろうと自分が好きだと思える時間を持つこと。
・自尊心を高めるための実質的な方法は、自分が好きなことを探すために時間とお金を有意義に使うこと。たとえ気に入らなかったとしても、失敗ではなく、「いい経験になった」と受け止める。
・夢を叶えるためにどんな才能があるのかは成功した人たちにとって重要ではない。真面目にコツコツと日々の目標をこなしていく。その行動が心配を消し去り、より強く、大きくしてくれるだろう。
・「最高の選択」をするには、
①コンディションがいいときに選択する
②散歩しながら考えてみる
③いくら考えても結論を出せないときは、たくさんの人に意見を聞いてみる。
などがある。選択に正解はない。その状況で自分にあったものを探し出すことが最高の選択となる。
・その他にも「自信を持つ方法」「天職のために今できること」「お金持ちになる方法」「幸せな人間関係の築き方」など「不器用な生き方をしてしまう人」「自分よりも他人を優先してしまう人」などの悩みを持つ方々を応援してくれる、32のエッセイが書かれている。
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