小林義崇監修「いちばん賢い税金対策お得技ベストセレクション 2021-2022 最強のウラ技155」
・本書は、元国税庁職員で税金のプロが伝授する税金対策のウラ技155を紹介した1冊。
001 家をローンで買うのが最大の節税!
・家を購入する場合、必ず活用したいのが「住宅ローン」減税。住宅購入の金利負担の軽減を図るための制度で、毎年年末の住宅ローン残高または住宅取得価格のうち、いずれか少ないほうの金額の1%が10年間所得税・住民税から控除される。その最大控除額は年40万円、10年で400万円にもなる。
(10%の消費増税を受けて控除期間は3年延長された。また、コロナの影響で適用要件も緩和された)
004 ふるさと納税で寄付したぶん 節税できてお礼品も貰える!
・ふるさと納税=お礼品がもらえて税金も安くなる
・2008年に開始された「ふるさと納税」は制度の充実と手続きの簡略化が進み、手軽に利用できるようになった。かといって、ふるさと納税は「利用するほどお得になる」制度かというと、必ずしもそうとは限らず、利用者の収入や家族構成、住宅ローン、生命保険料控除など、実際の控除額は各個人によって異なる。
027 会社員でも税金対策しないともったいない! 節税すれば手取りは増やせる!
・会社員が節税するメリットは、
①手取りが増える
②貯蓄ができる
③退職金が増える
がある。
・給与は額面の金額すべてが受け取れるわけではない。税金や社会保険料(厚生年金や国民保険)が差し引かれた金額が、手元に残る。この手取りを増やすためには、所得税や住民税、または社会保険料を賢く抑えることが重要となる。
035 給与明細の正しい見方
・給与明細は、「支給」(会社からもらえるお金)、「勤怠」(どれだけ働いて休んだか)、「控除」(天引きされるお金)で構成されている。
・給与明細には、毎月の給料から差し引かれる所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料などが記載されており、こうした情報を見ながら、「税金は払い過ぎていないか?」「本当にもらえるはずの手当が漏れていないか?」といったことを意識して見れば、収入増や節約につながるかもしれない。
本書では、サラリーマン、自営業者など働く形態ごとの節税ワザや、医療費、年金、相続や贈与、投資の場面で使えるテクニック、節税の最新トピックスなど生きていくうえで欠かせない税金対策が収録されています。コロナ禍で逆手に得する㊙︎ワザも書かれています!
#瞬読アウトプット #1分書評 #普遊舎 #税金