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増田和芳「自分の居場所を見つける50のヒント 仕事に行き詰まったとき、自分の人生に悩んでいるときの処方箋」

・本書は、40代を前にして自律神経失調症で休職→独立後、コロナ禍による資金難に陥ったものの、人材育成やキャリアコンサルティングに関わる仕事を地道に継続し、廃業の危機を乗り越えるなど、さまざまな危機を乗り越えてきた経験をベースに、ビジネススキル向上を目的とした企業研修講師として活躍し、述べ800回以上の企業研修に登壇し、計9800名以上のビジネスパーソンに仕事で成果を出す方法を伝えてきた著者が、さまざまな危機に直面しても動揺せずに、自信を持って前に進んでほしいと願い、50通りのヒントを紹介した1冊。

自分の居場所をみつける50のヒント(一部)
1 疑問や不安を受け止める
・「明日のやるべきことがまったくわからないときや未経験の出来事に遭遇したとき」など、人生において疑問や不安を抱える瞬間は多くある。
・疑問や不安が生じるのは、人間が生き抜いてきた歴史に原因があると言われている。特に不安な気持ちについては、危険な出来事にいちはやく気づける力を発達させて、遺伝によって受け継がれ進化をしてきたことが影響しているそうである。
・また、人は物事を悲観的にとらえる、先の見えないものへの不安や恐怖を持つなど、人の行動特性から見てもさまざまな理由が考えられる。疑問や不安が自力ですぐに解消できるものであればいいが、いつまでも続くとなると、心身に悪い影響を及ぼす可能性が出てくる。
※著者の実体験について書かれているが、詳細は本書をお読みください。

2 悩みを抱え続けると……
・悩みを抱えたまま我慢し続けていると、心身に異常をきたす。
・頭痛、腹痛、耳鳴り、鼻水、倦怠感など体のさまざまな箇所に症状が出る。
・やがて、不安が増幅して何も気力が出なくなっても、原因がわからないとの診断を受けてしまう。気力の低下に留まらず、なかには自死を選ぶ人もいる。
・著者も、会社員のときに、仕事で不安、辛いと感じたまま気持ちを抱えたまま働き続け、ある日、我慢の限界に達したときには体が思うように動かなくなってしまう。
・このように、仕事や生活で頑張り続けていると、どうしても悩みは出てくる。
◇現状に満足しないでもっとよくなるためにはどうすればいいのか?
◇現状に満足しないでもっとよくなるためにはどうすればいいのか
など、現状よりもよい方向を目指そうとする欲求が出てくるだろうと著者は考える。
※悩みの解決方法、居場所を見つけるためにできることは何かなど、その先の詳細については、本書をお読みください。

・本書では、「ピンチは突然やってくる」という章から始まり、
◇人生再構築のためのヒント
◇行き詰まり打開のためのヒント
◇生活の糧と安定を得るヒント
など、タイトル通り、自分の居場所を見つける50のヒントが収録された内容となっている。

さまざまな自分にとっての居場所の見つけ方をアプローチしたい方はぜひご一読ください。

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