平澤精一「朝までぐっすり！夜中のトイレに起きない方法」

・本書は泌尿器科の医者である著者が、夜中にトイレで起きるようになる夜間泌尿の原因について解明し、どのように対策して改善するかについて書いた1冊。
・夜間泌尿=「就寝後にトイレに1回以上起きること」
・夜間泌尿は病気(脳梗塞、心筋梗塞など)のサインの可能性がある。だからこそ、まずはそのリスクを知り、改善することがとても大切。
・夜間泌尿のリスク
①慢性的な睡眠不足
②死亡率アップ
③転倒リスクの増大
・生活習慣病を患っている人は、夜間泌尿になりやすい。また、過度なダイエットや排尿障害などが原因で、若い人も夜間泌尿になりやすい。また、夜間泌尿患っている人は、「利尿薬が必要な持病がある」「肥満」「喫煙」などの原因もある。
・夜間泌尿は生活の工夫で改善できる。主な行動療法として、
①食事(飲み物の適度な摂取、朝食に和定食を取るなど)
②運動(足上げ・ウォーキング・スクワットなど)
③生活習慣(目覚めと共に朝日を浴びる・就寝1時間前の入浴・就寝前にブルーライトは浴びない
・その他にも、夜間泌尿を患う男女の違いや症状、夜間泌尿を予防するレシピ集、泌尿器科医だからこそ応えられるQ&Aコーナーなど、意外と知らない夜間泌尿の怖さとそれを予防する方法が書かれています。
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