ロバート・キーガン/リサ・ラスコウ・レイヒー 「なぜ人と組織は変わらないのか」
・人が変われないのは、
①何が変革を妨げているのかが十分に理解されていないから
②「どうせ人は大して変われない」と考えるリーダーが多いから。
などがあるから。
・「望んでいること」と「実際に実行できることの間にある大きな溝を埋めることが、本書の最大の課題である。
・「大人になると脳の成長は止まる」というのは嘘である。知性の3段階(環境順応型知性→自己主導型知性→自己変容型知性)を理解するなどすれば、複雑な世界への対応能力が違ってくる可能性がある。
・あなたが真っ先に取るべき行動は、
①大人になっても成長できるという前提に立つ
②適切な学習方法を採用する
③誰もが内に秘めている成長への欲求を育む
④本当の変革には時間がかかることを覚悟する
⑤感情が重要な役割を担っていることを認識する
⑥考え方と行動のどちらも変えるべきだと理解する
⑦共に活動するメンバーにとって安全な場を用意する
である。
・本書は、「人間が変わるにはどういうことか」ということの理解(第1部)、「変革に成功した人たちの事例(第2部)、「なぜ成功したのか?変革に成功する人たちの共通点」など、変革を実践する際のプロセス(第3部)を中心に書かれている。
自分を変えたい、組織を変えたい人は必読です。
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