見出し画像

【PR】田村毅「本当は教えたくない 強い組織になるための健全な価値観醸成の極意」

・本書は、約29年間の講師実績で5万人以上の研修を担当し、45種類以上の研修を自ら企画設計・実施、ワンストップでのカスタマイズ研修を導入した顧問先企業の86%が最高益になるという【劇薬セミナー講師】の異名を持つ著者が、
◇人の上に立つ経営者
◇企業の人事教育責任者
◇国や市町村を動かしている政治家
◇教育関係に従事している方々
◇40歳代以降の方々
をターゲットに、コンプライアンスリスクに対して、意識の高い組織をつくるための極意について解説した1冊。
・人は、幼少の頃からどのような躾や教育を受けてきたのかによって「人生の価値観」は変わってくる。周りからどのようなことを言われ続けて生きてきたのかによって、自分自身の考え方の根幹が出来上がる。
(著者の父親も、12歳で日本が敗戦したとき、著者の前で「俺も戦争行きたかったんだよな〜」と独り言を言っていたそう)
・また、人の性格や資質の形成についても同様のことがいえる。「自己認知・自己認識」においても、自分にどういうレッテルを貼っているのかが重要。
・「自分に影響を与えたものは何なのか」に気づくことが、自己認知・自己認識にはとても大事なことだと著者は思っている。
※「コンプライアンス意識を高めるための挨拶や会話」「周囲に受け入れられる伝統的な価値観『12項目』」など、健全な価値観醸成の方法について紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
・著者は、どの階層の研修でも、どのような研修プログラムでも、必ず「当事者意識」のパートを入れている。なぜなら、それが一番根幹の部分だからだ。
・「当事者意識」とは、自分に関する事象・出来事を「自分化」し、自分事として受け止めて「自分原因説」と捉えること。要するに、その事象は自分が引き起こしていることであり、なるべくしてなっているという考え方だ。
・つまり、「自分が源」であり、その事象を引き起こした大もとは自分自身なのだと意識することである。
・ここで大事なポイントは、自分に関係している事象だということ。自分に関することを、普通に考えて「自分事」として受け止めるだけでおる。
・しかし、被害者意識の強い「他責傾向」の人は、自分以外に非を求める。「あの人が悪い」「この組織がおかしい」「運命だ!」と、ありとあらゆる現象を引っ張ってきて「言い訳」につくり上げる。
・言っている本人が、「言い訳」と自覚がないまま、「正当化」していたならば、自分は何も行動を起こさずにすむが、それでは、現状の変化も自分自身の成長も見込めない。
・大事なことは、自分に関係している事象・出来事は他人のせいにしない。すべては自分が蒔いた種、「自分原因説」として捉えることが大事。
・しかし、自分の人生においてプラスのことであれば何らストレスはないが、マイナスなもの(自分の人生で役に立たない事象)であれば、当事者意識を持っているとやはり苦しくなる。
※人生がうまくいっていること、うまくいっていないことをどのように考えたほうがよいのかについて述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「社会の腐敗を認知する」「強烈に当事者意識を持つ」「健全な〇〇〇〇ができないと人生で脱線する」「幸せに生きるための『健全な価値観の醸成』」「実践編(Ⅰ)価値観認識『カードゲーム』〜各自の価値観認識〜」「実践編(Ⅱ)健全な社風づくり『職場貢献の実践目標』を決める」という章で構成されており、
◇なぜ「やってはいけない」と分かりながら不健全な意思決定をするのか
◇29年間の「社会人向け教育研修講師」として著者が出した結論とは
◇被害者マインドから脱却する方法とは
など、「健全な価値観醸成」を行うための極意を著者の脱線経験や、自身が行なっている研修の取り組みの事例(ワークショップなど)について紹介した内容となっている。
コンプライアンス違反のない「健全な組織風土醸成」を自身の組織で行いたいと考えている方は、ご一読ください。
#PR #瞬読アウトプット #1分書評 #産業能率大学出版部 #組織 #コンプライアンス

Amazonはこちら


3CaSePF

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?