富士川碧砂「幸福の縁切り神社とお寺さん ―悪縁を絶ち、良縁を結ぶ!」
・本書は、予約待ちの人気占い師で、メディア(フジテレビなど)に出演するほか、アニメ「進撃の巨人」やテレビ番組のナレーションを担当する声優でもある著者が、悪縁を絶ち、良縁を結ぶための「縁切り」の概要および、全国の縁切り神社について紹介した1冊。
・縁切りとは「前向きな選択の一つ」と著者は、これまで占い師として多くの方の相談に乗っている中で感じている。
・たとえば、会社の人間関係で悩んだとき、その人と同じ土俵に上がって、戦うのか、やり返すのか、あるいは我慢するのか、逃げるのか、などの選択肢があるが、そこに正解はない。その選んだ道にあなたの人生がある。
・人生とは、あなたが作る芸術作品のようなものであり、あなたの小さな選択の積み重ねによって、人生が作られていく。
・本書では、さまざまな「縁切り」が紹介されている。そのうちのひとつに「過去の自分」との縁切りが紹介されている。
・会社自体には大きな不満はないが、会社の上司や同僚からのパワハラを受けている、というときは、その相手が辞めてくれるよう祈るしか方法はないが、そんな奇跡が起こる可能性はほぼない。
・転職や拒むものが就職難や経済的な問題など、条件に左右される場合は、資格を身につけることや、人脈を頼るなど、さまざまな方法で転職の可能性が生まれる。
・転職すれば、嫌な相手から逃れられるが、その努力が実らないと感じるのが、親との関係や子ども時代の体験などから「仮想敵」を作ってきる場合である。
・敵がいることがコンフォートゾーン、つまり慣れた環境になっていることで、転職してもまた同じようなタイプの人と出会うことになるのだ。その結果、無限ループにはまってしまう。
・そこから抜け出すためには、その関係性を自らが作り出していないか、自分の心と向き合っていかなくてはならない。
・嫌いな相手との縁切りではなく、過去の自分との縁切り、潜在意識に刻まれたコンフォートゾーンとの縁切りが本当のテーマとなるのだ。
※その他にも、「罪悪感・思い込み・貧乏神」などの縁切りについても解説しているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「縁切りとはなにか」「縁切りはこわくない」「縁切りは人生のステージチェンジ」「全国の縁切り神社&お寺さんパート」「縁切りにうってつけの日とアイテム」という章で構成されており、
◇縁切りと〇〇はワンセット
◇悪習慣を絶つためにどうすればよいか
◇著者が臨死体験で分かったこととは
など、新しい自分に出会うための「縁切り」について語られた内容となっている。
人生のポジティブなステージチェンジを図りたいという方は、「縁切り」が役立つかもしれません。詳細はお手に取ってご覧ください。
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