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疇津大輔「本当の自分」に気づいて、「自分らしく」生きるためのこころの鏡の法則

・本書は、自身の病(てんかん、依存、うつ)の経験を通して、こころのリカバリー問題に取り組むなどの自己内観を実践し、支援者、カウンセラー、講演家として、こころの病の根本を追求している著者が、こころの病を消し去り、人を幸せに導く実践テクニックを紹介した1冊。

1「こころの病」は「病気」ではない
・「こころ」の「病気」というもの、あるいは「精神病」や「精神障害」と呼ばれているようなものは存在しない。著者は生きるということ。「こころの次元[「魂の次元」で考えている。著者自身の過去の経験や、あらゆるこころの病の症状、定義、歴史、治療方法、治り方などを見てきて、「こころの病は存在しない」という世界観のなかで生きていくことを決めた。
・「こころ」は治したり治されたりするものではない。自分の意思で、自らが決めていくもの。

4「こころの病」は「治す」ものではなく、「やめる」もの
・著者が見つけたシンプルで大切な答えは「一人ひとりが自己の幸せを追い求めればいい」ということ。「こころの病」は「治す」ものではない。まず、「こころ」が「病気」であると思うこと、そして、病気であるとしてふるまうことを「やめる」こと。「病気をやめて」生きることのほうが楽しいはず。

8「ありのままの自分」でいるために
・私たちは結局、ありのままの自分でいるより仕方がない。「潜在意識でわかっている実際の自分は、こういうときにはこういうふうにする自分なのだ」ということを知って、それを認めてあげること。まわりのひとが「ありのままのあなた」を拒絶したら、それは放っておくこと。他者に固執している限り、いつまでも不安から解放されることはない。愛する能力のある人ならば、実際の自分をそのまま愛してくれる。まわりの世界は決して敵意に満ちたものではない。「ありのままの自分を嫌ってはいない」ということを知って、マイナスのスタートラインを元のニュートラルなこころの状態に戻すこと。

26 「こころの鏡」をいつも意識する
・私たちの人生の現実、つまり身のまわりで起こっているすべてのことはら私たち自身のこころのなかで映し出している。これが"こころの鏡の法則"である。
・「こころの鏡」の実践方法
①目的意識をしっかりと持つ
②5つのポイントを1日1回声に出して読み、暗記するようにする
※どの言葉を言うかは本書をご覧ください
③日々、人々のつき合いや仕事をするうえで、「こころの鏡」を実践する。
繰り返し行うことで許容範囲が広がり、「こころの鏡」の価値が腑に落ちてくる。本当の自分に気づけば、自分が人生の創造主であることにたどり着くはず。

・本書では、「ありのままの自分でいる方法」「心理的健康な人、心理的不健康な人の違い」「本当の自分の見つけ方と育て方」「愛のエネルギーを高める考え方」など、人生を思い通りに生きるための37のヒントが収録された内容となっている。

人間関係や将来の悩みについて解消したい方は本書を手に取ってみてください。

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