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小島幹登「ある日突然危機に!小さな会社に潜む経営の『落とし穴』」
・本書は、M&A(会社売却)を5社成功させた連続起業家で、自身の会社の代表取締役の他、30社以上の株主及びオーナー経営者の著者が、中小企業が経営危機に陥る原因と対策について実際に著者が相談を受けた事例をもとに解説した1冊。
・中小企業の経営では「圧倒的に勝つ」ことよりも「経営危機にならず、倒産せず、生き残り続ける」ことが大切。今、世の中に存在している中小企業のほとんどは、10年後でも存続は難しく、20年後にはほぼ生き残っていないとすら言われている。
・ほとんどの中小企業が勝手に潰れていくからこそ、売上を伸ばすことだけではなく、さまざまな経営リスクの可能性を事前に考えて、できる限り排除しておくことが重要なのだ。それこそが結果的に唯一の道と言っても過言ではない。
※中小企業が生き残り続けていくために、4つのリスク管理の具体的な手順が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
リスクは大抵、「金」「色」「権力(最近はいいね数や登録者などの名声)」「健康」の中のいずれかが原因で引き起こされる。
・お金に関してのリスクは、短期間で楽に儲けるという欲に目がくらんて騙されるケースがほとんどである。
・不相応な設備投資をしたりら使いものにならないシステムにお金を使ったりするのも、「騙された」ことと同じ。また、あまりにも売上市場に走り、売上のために不正に手を染めてじうこともリスクである。それをネタに一生脅されつづけ、お金を巻き上げられることもあるからだ。
※「色」「権力」「健康」の概要について、これらのリスク対策についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「中小企業経営者の『リスク管理の心得』」「見えないリスクを把握するための『死亡前死因分析』」「怪しい儲け話、人間関係のトラブル、経営者のおごり・慢心、油断・従業員トラブル、法令違反危機・時代の流れ・集客経路・財務に関する知識不足、で危機に陥るパターン」という章で構成されており、
◇経営者の〇〇が会社をバラバラにすることも
◇甘く見ると痛い目にあう出来事とは
◇担当者の〇〇〇〇〇が不祥事につながる
◇社員のモチベーションが低下する理由とは
など、中小企業が生き残るための対策について紹介した内容となっている。
自分の会社の「落とし穴」について知り、その対策を考えたい方は、ご一読ください。
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