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秋竹朋子「一瞬で相手を引き込む奇跡の声トレ」
・本書は、「声」「話し方」に問題を抱えるビジネスパーソンや、婚活コンサルほかさまざまな分野で4万人以上の声と話し方を指導し、成功に導くボイストレーナーの著者が、ビジネスもプライベートも、人生がうまくいく声を手に入れる方法について紹介した1冊。
・多くの人は見た目でほぼ9割の印象が決まる、と思い込んでいると思うが、実は声も第一印象を左右する大きなファクターである。
・相手に良い印象を与える声で、速さや大きさ、話し方に気をつければ、声だけではじめて会った相手の記憶に残る人になれるのだ。
・初対面では何を話すかよりも、「どう話すか」のほうが大切なのだ。
※声が第一印象を左右する理由に、「メラビアンの法則」が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
・同じことを言っているのに、注目を集める人とそうでない人がいる。彼らの違いは「呼吸法」である。呼吸はおもにお腹まわりの筋肉を使う「腹式呼吸」と胸まわりの筋肉を使う「胸式呼吸」の2つがある。よく通る、印象的な声を出すためのポイントは「腹式呼吸」ができているかどうかにかかっている。
・たっぷりと腹式呼吸で吐いた息に声をのせれば、遠いところにまで届くように、大きな声を出すことができ、人の印象に残るのだ。
・自分が胸式呼吸、腹式呼吸のどちらで話しているのかを理解するには、
「ハハハ 昼に ニヒルな母 アヒルにひるんで ハハハハハと笑った」
を読んでチェックしてみること。ひと息で言えなかったら、腹式呼吸発生ができていない可能性がある。
・この一文にはハ行がたくさん含まれているが、ハ行はほかの音に比べて、よりたくさんの息を必要とする。そのため、ハ行が途切れてしまう人は、普段から胸式寄りの呼吸で話している可能性が高い。
・腹式呼吸のトレーニングで吐く息をふやせば、第一声から人の心をつかむ、自信に満ちあふれた輝く声になるだろう。
※「腹式呼吸で話すことの効果」「自信に満ちた声になる1分プログラム」についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「なぜかいつもうまくいく人の共通点は声だった!」というプロローグから始まり、「小さいこもり声を正して自信に満ちた人になる」「滑舌悪い"噛みトーク"を変えて説得力を上げる」「明日からすぐできる印象に残る話し方のコツ」「お願いこと、叱る・ほめる、恋愛、子どもへの声かけ シーン別 声テク」という章で構成されており、
◇16人の声で人生が変わったCASE
(あがり症の会社員が転職に成功・明るい印象の高め声で婚活成就・声を変えてコールセンター全国2位に)
◇説得力のある声になる1分プログラム
(口の開閉・口まわりと〇〇の筋肉のほぐし方・〇のストレッチ)
◇印象に残る声と話し方ができる1分プログラム
(相手の聴覚に届く声とは・相手が話に集中する術とは・動物の鳴きマネトレーニング)
といったビジネス、プライベートなど、人生がうまくいく声に変えるトレーニングがイラストや漫画等でわかりやすく解説されたものが収録されている。
・著者は、あるとき、声がコンプレックスの年収1億円超えの男性と知り合い、著者のアドバイスによってその男性は声のコンプレックスを克服し、そこからビジネスにおいてボイトレの可能性を強く感じ、著者に出資をしてくれることになった。その男性と著者は後に夫婦になった。
・つまり著者は、声で今の夫と落とすことができ、会社を立ち上げ、億万長者の男性を手に入れたのだ。
・このように、「声」を磨くことによって、大きく人生が変わることができます。人生を好転させる「奇跡の声トレ」の詳細を知りたい方は、本書を手に取ってみてください。
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