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大杉潤「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」

・本書は、年間300冊の多読生活を35年以上継続し、その数は1万冊を超え、毎日1冊、ビジネス書の書評がアップされるブログを運営する著者が、学生から社会人になって3年くらい方々のために、これまでに著者が読んだ10000冊以上のビジネス書から選び出し、解決に導くエッセンスを各テーマ(37の問い)ごとに紹介した1冊。

Q1 分かりやすい文章を短時間で書くには?
・報告書や会議の議事録、企画書など、ビジネス文書を書く機会は多い。
・ここで要求されるのは、「分かりやすさ」と「読みやすさ」である。学生時代に書いていた論文とは違うのだ。
・さらに、日々多くの文章を書く必要があるため、スピードも求められる。できる限り短時間で書き上げる必要があるのだ。
・分かりやすく読みやすい文章を、短時間で書き上げるためのポイントは、
◇論理展開をしっかりと組み立てる
◇一文を短くする
◇できるだけ改行する
◇書く前の準備をしっかりする
の4点である。
※分かりやすい文章を短時間で書く方法の詳細は本書をお読みください。

Q8 働く意味、仕事のやりがいが分からない
・「働く意味」や「仕事のやりがい」について、誰にでもあてはまる正しい答えはない。
・しかし、そう言ってしまっては元子もないので、著者や著者が指導した部下の経験から「こう考えればよいのでは」というヒントになる「考え方」が紹介されている。
・まず、「仕事とは、自分自身を表現するもの」、という考え方である。つまり、自分の力が発揮できること、関心を持って取り組んでいること、正しいと価値を認めていることが仕事なのだ。
・あなたが関心があり、世の中の役に立ち、社会的に意義があるも確信できているなら、それは「あなたの価値観に合う」仕事になる。
・しかし、必ずしも最初から、すべて納得できる仕事ばかりではない。そのようなときは、働きながら、「働く意味」を自問し続けると、覚悟を決めることだ。
・ある人は、「お客様を幸せにすること」が働く意味と考える人もいれば、「いろいろな専門知識やスキルを身につけ、成長すること」が働く意味だ、と考える人もいる。
・最終的には、あなた自身の「働く意味」は、あなた自身で答えを見つけるしかない。仕事をしながら常に「なぜ働くのか?」と問い続けることが大事である。
※その他の働く意味、やりがいを感じるための「考え方」については本書をお読みください。

・本書では、「仕事の基礎」「人間関係」「時間術とワークライフバランス」「心身の健康管理」「キャリア」「願望実現」などに関する悩みについて合計37の項目に分けて、著者が読んだビジネス書の中からエッセンスを抜き出し、その悩みを解決する方法が収録された内容となっている。

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