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白坂慎太郎「少額からでも確実に増やせる!資産を1億円にする、すごい株式投資」

・本書は自分のお金を増やしてくれる「持続的な成長をする良い企業」を探して「投資」するための1冊。そのために「人」「戦略」「数字」の3つの視点で見分ける方法を説明している。

・投資=次なる成長のためにお金を投じること。これは「教育」においてもまったく同じことがいえる。社会で余っている資金を、これからの新しい社会を創っていく「子どもたち」に使うことが、日本の未来につながる。

・日本での投資の現実=若い世代(20代〜30代)は投資のチャンスがあるほにお金がなくて、40代以降はお金があるのに投資のチャンスが限られてくる。本来、投資すればお金が回るのにそうはなっていない。

・日本人は「預貯金・年金・保険」の3つで備えようとするが、本来はそのうちの1つがあれば十分。老後に十分暮らせるだけの預貯金があれば、年金と保険はいらない。逆に「年金の範囲内で生活する」と考えれば、預貯金も保険も不要。

・株式投資ではまずは知識をはじめ、そのうえで実際に投資をしている人に指導教官になってもらって、そろりと投資を始めてみる。最初は1株、もしくは数千円とか数万円の少額でいいと思う。それを実際にやってみてら経験を積み重ねる。できれば、大きな痛手にならない程度の金額で失敗する体験もしたほうがいいかもしれない。そういった知識や経験が自分の身体に取り込まれていけば、投資が身に付いていくはず。

・投資の世界=1%の勝者と99%の敗者で構成される世界といっても過言ではない。1%の勝者は常に変化し続けている。1%の勝者になるためには、目に見えるものだけを信じるのではなく、目に見えない本質の部分を、常に自分のなかで腑に落としている状態で、いまこの瞬間は投資をする、しないという判断をし続けることである。

本書では、「投資に対する考え方と投資の本質について」「集中投資と長期投資」「投資する銘柄の選び方」「良い社長の見分け方」など、投資のハードルを下げる株投資の教科書と言える内容となっている。

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