【PR】島青志「熱狂顧客のつくり方」
・本書は、精神科医・作家の樺沢紫苑氏とビジネス支援塾「ウェブ心理塾」の立ち上げといったビジネスセミナーの運営、企業や自治体の集客コンサルティング、映画やアーティストの、ソーシャルメディア・プロモーションなどを手掛けるソーシャルメディアコンサルタント、集客コンサルタントの著者が、「集客」「顧客を集める」ことに苦労している方に向けて、
◇人が集まる理由
◇人を熱狂的な顧客に変える
について解説し、あなたのビジネスに活かすきっかけとなる内容が収録された1冊。
・著者は仕事において、一生懸命に「人を集めよう」とするために、無料で人(リスト)を集めて、有料商品をあとから売る「フリー戦略」を仕掛けたこともあったが、見事に失敗したそう。
・「無料(懸賞やプレゼント)」で人はたしかに集まるが、そうやって集まった人は、有料にした瞬間離れていく。なぜなら、同業他社の無料(あるいは低価格)情報などいくらでも手に入るからだ。
・著者は、東日本大震災をきっかけに、自分が集客に失敗した理由に気づき、「人が集まる」とは何かについて考えるようになる。
※著者が、「人を集める」という考えから「人が集まる」にはどうすればよいか、という考えに至った経緯の詳細については、本書をお読みください。
・熱狂顧客をつくる秘訣とは、
◇深い穴を掘れ
◇その穴を広げよ
の2つである。
・「深い穴を掘れ」というのは、自分自身を「深掘り」する、深く見つめることと同じ意味である。
・あなたのやろうとしていることが、「他の人と同じ」「差別化できていない」というのだとしたら、自分自身の深掘りが足りていないせいだと著者は語る。
・穴を深く掘って成功した一番有名な事例として、故スティーブ・ジョブズが率いたアップルが挙げられる。
・1997年当時、当時350あった製品を、たった10製品に絞り込み、翌年に「iMac」という製品を発売する。
・iMacは、おしゃれなスケルトン仕様の外見が特徴だったが、フロッピーディスクや、SCSI接続など様々な外部接続使用を廃止し、透けて見える中の配線のでざいんにも徹底的にこだわった。
・iMac発売から10年、マイクロソフトやGoogleをも追い抜き、2012年には世界最高の時価総額に至ったのは、彼らが「アップルらしい製品」に徹底して絞り込んだこと。
・そしてそれは、市場調査から得た判断ではなく、スティーブ・ジョブズが徹底して「深い穴」を掘ったことにあるのだ。
※もうひとつの「穴を広げる」戦略では、富士フイルムの事例が取り上げられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「あなたの会社のマーケティングがうまくいかない理由」「『熱狂顧客』をつくる二つの秘訣」「『集客の秘訣』に気づかされた『ウェブ心理塾』の体験」「顧客熱狂企業ザッポスの真実」「復興への想いが集う石巻2.0の挑戦」「街づくりに学ぶ集客メソッド柏の葉スマートシティ」「『お客』を『熱狂顧客』に変えるピーク体験とは」という章で構成されており、
◇これからの会社のための集客法とは
◇「コア・バリュー」ができると集客ができる理由
◇経済学が教えてくれる熱狂顧客をつくる方法
◇人が集まることによる出会いのセレンディピティ
◇「想い」が大切な理由
など、集客や熱狂顧客をつくるために大切なことが紹介された内容となっている。
2013年12月と、今から10年以上前に発売された本ですが、今でも通用する内容で、集客などに苦労されている方はとても救われる内容かと思います。
私自身も、本書を読むことで、集客面の悩みについて解消することができましたし、著者の島さんのファンになりました。
※個人的には、私が「ウェブ心理塾」に所属している関係で、ウェブ心理塾の項目は興味深く読みました。
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