
山口拓朗「思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100」
・本書は、27年間で3800件以上の取材・執筆歴があり、現在は執筆や講演、研修を通じて
◇論理的に伝わる文章の書き方
◇好意と信頼を獲得する伝え方の技術
◇売れる文章&コピーの作り方
など、言語化や文章術の分野で実践的なノウハウを提供する著者が、文章力に自信のない人を救うために、学校では決して教わらない文章の書き方について、その基本から実践的なテクニックまでを網羅した「100個のスゴ技」について紹介1冊。
思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100(一部)
2 「一文一義」を心がける
・一文(ワンセンテンス)が長い文章を苦痛に感じる人は少なくない。読みにくいうえに、内容を理解しにくくなるからだ。
・読みやすく、分かりやすい文章を書くためには、簡潔な文章を心がける必要がある。
・簡潔な文章を書くためには「一文一義」(一文(ワンセンテンス)の中に、ひとつの事柄だけを書く、という文章作成の原則のひとつ)を意識すること。
◇一文に複数の情報が詰まっている
◇一文が約130文字と長いうえに、その中に複数の情報が盛り込まれている
といった文章は【ダメ文】と言われている。
・すべての文章を必ず「一文一義」にしなさい、ということではない。大切なのは、読みやすさであり、分かりやすさである。
・読む人は負担に感じなければ、「一文二義たが許容されるか、書くことに没頭しすぎる方、だらだらと書きがちな方などは、しっかりと意識すること。
※【ダメ文】の例として、新製品と瞑想をテーマにした文章が取り上げられているが、詳細は本書をお読みください。
38 ChatGPTで文章力を上げる
・AIを使いこなせれば、文章力はさらに高まる。ここでは、高度な対話型AI・ChatGPTを使って文章力を高める方法を3つ紹介している。
・1つ目は、「新たな言葉・表現を獲得する」だ。例えば、「メールに使えるお詫びフレーズを10個教えてください」と指示するとら10個のフレーズを出してくれる。それらを「知る→実際に使う」ことで、使える言葉の引き出しが増えていく。
・2つ目に、「類語・対義語を探す」がある。例えば、「『効果がある』の類語を5つ教えてください」と指示すると、「有効・効果的・成果が出る・功を奏する・効き目がある」などの表現が出てくる。
・いつも同じ(平凡な)言葉ばかり使ってしまう」という方には、おすすめの方法と著者は語る。
※3つ目の「ChatGPTを使って文章力を高める方法」については、本書をお読みください。
・本書は、「思い通りに速く書ける人になるために」というプロローグから始まり、「伝わる文章の基本ルール」「言いたいことを最速で伝えるために〇〇〇〇〇〇」「社会人として恥ずかしくない文章を正しく書く」「自分も相手もラクになる伝わるメールを書く」「心に刺さる文章を書いて相手を動かす」という章で構成されており、
6 情報伝達では「〇〇〇〇」を意識する
24 書く前に〇〇〇を作る
29 〇〇をはっきりと冒頭で書く
66 メールの「〇〇〇」に気を使う
73 〇〇〇〇〇言葉で「圧」を弱める
86〇〇〇で読者の不安を取り除く
といったメールやチャットのやり取り、企画書などの作成、商品やサービスのセールス文、インターネット上に掲載する文章やSNSへの投稿文など、さまざまな場面で活用することができる「文章のスゴ技BEST100」が、たくさんの例文と図解で解説している。
・また、文章の「型」(メールの基本フォーマットなど)をテンプレートにしたものも収録しており、すぐ実践することができる仕様となっている。
あなたの文章力を飛躍的にアップするお手伝いをこちらの本が担ってくれるので、文章力に自信がない人は、こちらをご活用ください。
#瞬読アウトプット #1分書評 #明日香出版社 #文章 #山口拓朗 #スゴ技
Amazonはこちら