弥永英晃「寝る前に5分読むだけで不安がスーッと消え去る本」
・本書は、心理カウンセラーで作家でもある著者が、「脳科学」と「心理学」の理論・技法を物語(小説)に組み込んだ一冊で、夜寝る前に読むだけで、心の不安がスーッとラクになっていくようにつくられている。
本書で、紹介されている短編は、
1夜目/神様のプレゼント
2夜目/雲ヒツジと少年
3夜目/天国の人生図書館
4夜目/音楽の海辺とIQ180の天才
5夜目/海の見える丘にあるBARで
6夜目/子猫のクウ『森の幸せ診療所』と幸福宝島の冒険
7夜目/天使が見える画家の世界
という7つの物語が収録されている。
・1夜目の「神様の才能プレゼント」は、天界から地上に赤ちゃんを送る黄金に光り輝く大きな神殿に住む神様が、ひとりの男の子に「勇気」を与えるつもりが、「笑い」の才能を与え、その男の子がその後、どのように育ったのかが描かれている。2夜目の「雲ヒツジと少年」では、モンゴルの大草原の広がる高原で遊牧民として暮らす少年のホランと姉のボロルマーが、あることをきっかけに、ぷかぷかと空中に浮かぶ「雲ヒツジ」の羊の毛を手に入れ、その毛からセーターを編み、幸せを手に入れるまでの物語が描かれている。
※物語の詳細については本書をお読みください。
・本書の7日間の物語を読むだけで、
①物語が心の中の潜在意識に働きかける
②プラスの暗示が入り込む
③不安がなくなり明日から元気になれる!ポジティブな気分になれる
④免疫力がアップする
⑤自己肯定感が高まり自信が持てる
といった効果が期待でき、
⒈「潜在意識はイメージ(物語)と現実が区別できない」
⒉「夜、寝る前は潜在意識に入り込みやすい状態」ということを利用して、潜在意識から変化を促す本である。夜寝る前に読むだけで、物語を潜在的に落とし込むことができ、翌日から心が軽くなり、不安がなくなる。登場人物の言葉やイラストによって、不安が消え、明るくポジティブな気分になっていく。ハッピーエンドになる物語からは、読むと元気が出て、最後はやさしい幸せな気分になれるのだ。
※詳細は「なぜ、この「物語」であなたは変わるのか」の章で紹介されている。
・本書では、「この本を読むことでの効果と使い方」、「本書の物語を読むと変わる理由」「読むだけで不安が消える7つの物語」が収録された内容となっている。
「読む心のビタミン剤」として、役に立つ作品ですので、ご興味ある方は本書の7つの物語を3周(21日間)、夜寝る前に5分読むことを実践してみてください。
※ただいま2日継続して読んでますが、本当に心がスーッとラクになります。
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