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左巻健男編著「1日1ページで小学生から頭がよくなる!地球のふしぎ366」

・本書は、地球の誕生や地球上の生物の登場やその進化など大人も答えられないふしぎ366を1ページでわかりやすく解説した1冊。

1日め 「地球はほかの太陽系の惑星とどう違うの?(地球の特徴のお話)」
→地球表面の約70%を占める水、動く大陸、そして生命が存在していることが特徴だよ。
・地球の表面の約70%は水であり、その地球の水の97%以上さ海にある。地表は、昔から液体のうみにおおわれていたというわけではない。
・地球の表面は、プレートと呼ばれる巨大な厚い岩盤からできており、何枚もあるプレートが大陸や海を乗せたまま、たえず動いている。
・地球上の大陸はひとつにつながっていて非常に大きな超大陸であった。
※4日めの「地球はどんな歴史を歩んできたの?」で地球の歴史のお話が書かれているが、詳細は本書をお読みください。

47日め「どうして虹が見えるの?(虹のしくみのお話)」
→虹が見えるのは、前に雨の水滴、後ろに太陽の光があるからだよ。
・虹は、雨上がりの空に残っている水滴に、太陽の光が当たり、太陽の白色光が色にわかれて見える。
・雨の水滴に太陽の白色光が入ると、屈折・反射し、もう一度屈折して出てくる。光には屈折するときに、紫、藍、青、緑、黄、オレンジ、赤の色の順で曲がりやすい性質があるので、2回屈折して出てきた光は7色にわかれて見える。
※虹には外国(オランダ・イタリアなど)によって色の数え方が違う。詳細は本書の69ページをご覧ください。

202日め「人類が滅亡するくらいの火山災害ってあったの?(トバカルデラのお話)
→トバカルデラの大噴火で寒冷化が始まり絶滅寸前まで人類が減ったんだよ。
・インドネシアのスマトラ島にトバ湖がある
(長さは100km、幅35km、面積は琵琶湖の1.6倍のカルデラ湖)。ここが7万4000万年前に大噴火したところで!噴火後に地面が大陥没して水がたまって湖になった。
・噴煙に含まれた火山灰などで、日光がさえぎられて、地球の平均気温が3〜5℃低下し、その影響で全地球的な気候変動がおこりら陸地の大部分が寒冷化し緑色植物が激減し、数百万人いた人類は寒さと飢えでたった1万人(1000人という説もあり)くらいになった。現人類は70億人いるが、このときに生き残った人類から人口が増えていったからDNAの多様性があまりない。
※このトバカルデラ噴火による急激な寒冷化がきっかけで、現代には欠かせないあるものが発明されたが、詳細は本書をご覧ください。

・本書では、「地球の姿」「大気と水」「地球の変化」「地震」「天気」「海洋」「火山」「自然災害」というカテゴリーに分けて紹介されており、「地球の内部はどうなっているの?的」「どこまでが大気圏なの?」「地震はどうしておきるの?」「海はどうやってできたの?」「台風ってなに?」「雪はどうして降るの?」などの項目366が、1ページで子どもにもわかりやすく紹介された内容となっている。

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