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【PR】こころたまき「浮気心と晴れた空 女探偵が贈るHumanStory」
・本書は、企業信用調査から人探し浮気調査など、数々の調査を成功に導いてきたベテラン調査員(探偵)のこころたまき氏が書いた、ファッションデザイナーとの夫との結婚生活を送るも、20代最後の年に、「好きな人ができた」という理由から離婚を切り出され、その浮気相手を探偵事務所に調査を依頼し、真相を突き止めていくという物語である。
・主人公の方「すずな」は、すごい美人とは言えないが、そこそこ「かわいい」の部類に入る女性で、地元新潟の酒造会社勤務で専務取締役の父と専業主婦の母、そして8歳年上の兄から溺愛されるなど、家族に恵まれていた。
・高校卒業後は、第一志望の東京の私立大学に進学し、上京後は、ウィンタースポーツサークルに所属し、そのサークルで一番人気だった一つ上の先輩(大谷雅也)から交際を申し込まれる。
・すすなが交際を申し込んだ雅也には、「燈子」という大学のミスコンテストで準優勝したような完璧な美貌を持ち合わせるほどの恋人がいたが、その相手に別れを切り出し、すずなと付き合うようになる。
・大学卒業後も、すずなと雅也は社会人になってから半年ほど交際は続いたが、すずなの就職活動が忙しくなり、会う時間が減るだけでなく、雅也が社会人になってから、みるみる萎んでいき、かつての眩しいほどの明るさがなく、覇気の感じられない顔つきになり、雅也の地元である北海道支社での勤務が決まったのをきっかけに、お互い合意の上で、別れることになる。
・その後、勤め先のアパレル会社で2年先に入社した後の夫となる「清野健吾」と出会い、健吾の独立後は彼の事務所の社員として経理を担当していたが、「すずなには楽してほしい」と健吾から退社を勧められ、その提案をすんなりと受け入れる。
・その後、それなりに順風満帆な結婚生活を送っていたが、すずなが29歳の誕生日を迎える目前に、健吾から「好きな人ができたので離婚してほしい」という申し出を受け、すずなの世界を一変させた。
・ある時、健吾の携帯から、特徴あるLINEメッセージの着信音が鳴り、いろいろ試した末、ロックが解除され、「J.Sayaka」の名前を発見する。
・すずなは自身で「J.Sayaka」の情報を収集し、それらを基に、真相を突き止めるために、「小島探偵事務所」を訪れる。
※すずなはインスタの「J.Sayaka」のアカウントを調べると、一瞬息をのんだ。その理由についての詳細は、本書をお読みください。
・本書は、上京後の大学進学から好きな人との別れ、就職後に出会った後の夫となる「清野健吾」との結婚生活、健吾からの別れから浮気相手とされる「J.Sayaka」のリサーチ、探偵じ事務所に浮気調査の依頼の話が収録された上巻、浮気調査を経たその先の結末が収録された下巻で構成されている。
実は物語の後半で、思いもよらぬ再会がすずなに待っていた。その展開については、本書をお読みください。
本書は、これまでたくさんの探偵の仕事(浮気の調査など)をしてきたこころたまき氏が、「夫の浮気の事実を受け止め、そこに関わる人々が抱く思いを知る事で、新しい一歩を踏み出していく女性の葛藤と生き様を、「すずな」という一人の女性を通じて描きたかった」とのこと。
本書が、同じ苦しみ(夫の浮気など)に直面した女性たちの心の支えとなり、エールになれば幸いです。
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