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内海聡「医者に頼らなくてもがんは消える 内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法」

・本書は、内科医(消化器内科医)で、現在(2017年)、がんなど難病治癒と断薬を主軸とした病院の院長を務める著者が、がんを克服した患者の方々が実践する根本療法、がんの本質とは何かなど、がん治療の真実について紹介した1冊。

・がん治療のために重要なのは、患者の選択。選択のためにはありがちな医者の意見ではなく、反対の意見をもしっかり聞く必要がある。その上でがん難民にならないためにもっとも重要なことは、自分がその選択を納得して行えるかということなのである。
・がんと診断されて100%治る治療というのは残念ながら存在しない。そんな中でがんを克服した多くの人に共通するのは、自分が心から納得した方法で治療に取り組んだケースなのである。
※さらに重要なのは、「がんの本質とは何か」を学ぶことなのだが、詳細は本書をお読みください。

・がんが増えている最大の原因は、社会毒であると著者は考えている。社会毒に代表される物質は「ただちに影響はない」ことがほとんど。専門用語的にいえば、「慢性毒性」が問題なのだ。「私はコンビニ弁当を食べているが元気だし病気になっていない」と主張する人も、5年10年15年と時間の経過によって、慢性毒性による病を作っていくという特徴がある。
※これらは長い時間をかけて蓄積されていくことが科学的に判明している。

・がん患者がすぐに避けられる社会毒とは、
①砂糖
②人工甘味料
③農薬まみれの野菜
④食品添加物
などがある。
※なぜ、避けなければならないのかなどの理由については、本書をお読みください。

・著者は、牛乳が日本人にもっとも不向きな食品で、健康を害し、病気を誘発する要因となっていると考えている。
・牛乳は「骨を強くする」というイメージがあるが、逆に牛乳を飲めば飲むほど、骨が弱くなっていく。体内にあるカルシウムが牛乳のリンと結びつき、リン酸カルシウムとして排出されてしまう。つまり、牛乳を採取すると、骨中のカルシウムまで溶け出し、骨がもろくなるのだ。そうなる理由は、日本人はみんぞくてきに牛乳がもっとも合わない民族だから。
・さらに、骨粗鬆症だけでなく、アレルギーなどの病気、難病や膠原病、がんなどの様々な病気をもたらすことがわかっている。

・本書では、「進行がんを克服した人たちに共通すること」という序章から始まり、「あなたはなぜがんに罹ったのだろう」「放射能ががんを発症させる」「がん三大療法の嘘」「がん患者が食べてはいけないもの」「食事療法をどう考えるか」「第1ステップから第2ステップへ」「内海式根本療法の基礎」「補助療法についての考え方」「なぜがんを治そうとするのか?」という章で構成されており、「がんの進行が止まる条件」「再発が怖い三大療法」「抗がん剤の正体」「◯◯は摂ってはいけない」「◯◯産牛肉を食べてはいけない理由」など、がんの基本ならびに本質、そして著者のがんの療法(内海式根本療法)について紹介した内容となっている。

本書で紹介したのはあくまでほんの一部です。詳細を知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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