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樺沢紫苑、田代政貴「感謝脳 なぜ『感謝する人』だけが夢を現実にするのか」

・本書は、累計110万フォロワーに情報発信をする精神科医の樺沢紫苑氏、海外含め21都市で8800人以上を繋げてきたビジネスマッチングプロデューサーで、感謝研究家の田代政貴氏が、「ありがとう」という感謝の力で仕事や人間関係、人生がまとめてうまくいく方法について、豊富な実例と科学的根拠を組み合わせて解説した1冊。
・うまくいく人は、常に感謝し続ける人だ。常に感謝するためには、「当たり前の日常」が、感謝に溢れる日々にならなければいけない。なぜならば、私たちの生活は、「当たり前の日常」が大半を占めるからだ。
・幸せの基準がいつの間にか高くなり、それが「当たり前」になっていくと、どこまでいっても幸せは自分の一歩先にあるように思えてしまい、追いつくことはできない。
・「自分の幸せとは何か?」がわかっていて、「日常の有り難さ」を自然に感じられる。どんなピンチに直面しても感謝できる「何が起きても、ありがとう」の状態が、「感謝脳」なのだ。
※感謝の語源を知るだけで、その効果が変わっていく。「感謝・ありがとう」の語源について知りたい方は、本書をお読みください。
・感謝が日常から少ない人と多い人では、シンプルに「多い人」のほうが幸せなはず。外川からやってくる物事にフォーカスするのではなく、「当たり前になっているもの」「すでにあるもの」にフォーカスすると、感謝が日常に溢れてくる。外側からの"良かったこと"に関係なく感謝できるのだ。
・幸せな人生は、追い求めるものではなくて、今、この瞬間から、気づくものなのだ。
・日常から当たり前のことに感謝が湧いてくるようになると、一杯のコーヒー「飲むだけでも、「美味しいコーヒーをすぐに飲めてら味わえてら有り難いな〜」と涙が出てくることもある。これこそが、心からの感謝の状態だ。
・本来、感謝はするものではなくて、心から込み上げてくるもの。それが常にできる状態、「感謝脳」を本書で目指している。
※「感謝が仕事に与える科学的効果とは」「『感謝脳』になるための実践ワーク」についても紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「究極の『感謝の修行』」という序章から始まり、「感謝の正体」「感謝のすごい効果」「間違った感謝」「感謝の部類」「感謝のつくりかた」「『感謝脳』実践ワーク」「『感謝脳』が人生を変える」という章で構成されており、
◇「感謝が多い人」の3つの共通点
◇「感謝思考」を磨く5つの方法
◇しっかり伝わる感謝の基本 3大法則とは
◇「ありがとう」以外の感謝の言葉 5選
◇感謝される与え方の基本 3大法則とは
といった、「ありがとうの法則」を体系化してまとめた内容となっている。
・また、巻末には、「かかわる人・仕事・物事・食・自然・身体・モノ・その他」への感謝を伝えた「ありがとう100選」が収録されている。
「ありがとう」という感謝をいっぱいにすれば、それがゆくゆくは世界平和へと繋がっていくと思っています。「感謝脳」を通じて、幸せに満ち足りた世界を実現したい方は、ご一読ください。
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